Web-Based Admin View 操作手引書 V20 |
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第1部 Web-Based Admin Viewの概要 | > 第1章 Web-Based Admin Viewとは | > 1.2 Web-Based Admin Viewの運用形態 |
Web-Based Admin Viewのクライアント、管理サーバ、監視ノードは、自由に配置することが可能です。
以下にそれぞれの運用形態について記述します。
なお、サポートする運用形態は運用管理製品によって異なります。詳細は各運用管理製品のドキュメントを参照してください。
監視対象ノード、管理サーバ、およびクライアントを1つのノードで兼用する形態です。
管理サーバと監視ノードが兼用し、クライアントが独立するモデルです。
このモデルは、比較的小規模で、特別に管理サーバを設定しない場合に採用され、主に1:1運用待機/2ノード相互待機などの運用形態で使用される代表的なモデルです。
このモデルには以下の形態があります。
業務LANと運用管理クライアントのWebブラウザで使用するLANを兼用する形態です。そのネットワークを使用できる範囲や人を限定できる場合に採用します。
業務LANと運用管理クライアントのWebブラウザで使用するLANを分離する形態です。運用管理クライアントを公開ネットワーク等から利用する場合にはセキュリティを考慮し、この運用形態を採用することをお勧めします。
設定は管理サーバ上で、監視ノード向けに使用するIPアドレスとクライアント向けに使用するIPアドレスをそれぞれ指定します。クラスタシステムに関しての詳細は"SafeCLUSTER導入運用手引書 V2.0"を参照してください。
クライアント、管理サーバ、監視ノードを別々に設置するモデルです。
このモデルは、大規模システムでSafeCLUSTERシステムを集中管理する場合や、監視ノードに管理サーバとしての負荷をかけたくない場合に使用し、クラスタシステムの場合には3ノード以上のN:1運用待機、相互待機、スケーラブル運用で使用します。
業務の継続性、可用性を保証するために3ノード以上の構成では管理サーバを分離した3層モデルにすることを推奨します。
このモデルには以下の形態があります。
業務LANと運用管理クライアントのWebブラウザで使用するLANを兼用する形態です。そのネットワークを使用できる範囲や人を限定できる場合に採用します。
業務LANと運用管理クライアントのWebブラウザで使用するLANを分離する形態です。運用管理クライアントを公開ネットワーク等から利用する場合にはセキュリティを考慮し、この運用形態を採用することをお勧めします。
設定は管理サーバ上で、監視ノード向けに使用するIPアドレスとクライアント向けに使用するIPアドレスをそれぞれ指定します。クラスタシステムに関する詳細は"SafeCLUSTER導入運用手引書 V2.0"を参照してください。
SafeCLUSTER/HA for Netcompoを使用している場合は、クライアントから設定対象のクラスタノードに直接アクセス可能でなければなりません。ネットワークを分離する場合は十分に注意してください。
Web-Based Admin Viewが使用するネットワークを業務LANと呼びます。
通常の運用では、Web-Based Admin Viewのクライアント、管理サーバおよび監視ノードは、業務LANに接続されているネットワークカードに割り当てられているIPアドレスを使用してお互いに通信を行います。
このIPアドレスを、本マニュアルでは、"業務LANのIPアドレス"と呼びます。
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