Web-Based Admin View 操作手引書 V20
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第1部 Web-Based Admin Viewの概要 > 第1章 Web-Based Admin Viewとは > 1.2 Web-Based Admin Viewの運用形態

1.2.3 セカンダリ管理サーバを動的に運用する

Web-Based Admin Viewでは、クラスタシステム全体の稼働状況に応じて、運用中にセカンダリ管理サーバを自動的に変更することが可能です。

これはセカンダリ管理サーバがダウンしてしまった場合、もしくは、プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバの両方がダウンしてしまった場合等に、その他の稼働中の監視ノードから1台を選出し、そこにセカンダリ管理サーバの機能を譲渡することで高信頼性を実現するものです。

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セカンダリ管理サーバとして運用させる監視ノードの候補は複数設定可能で、各監視ノードで、セカンダリ管理サーバの候補になるかどうかをあらかじめ設定しておきます。

なお、候補を複数設定している場合には、原則として稼働中の監視ノード中から、業務LANに設定されているIPアドレスの降順でセカンダリ管理サーバが決定されます。

なお、セカンダリ管理サーバを動的に運用するための設定については、"セカンダリ管理サーバの運用変更"参照してください。


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