Enhanced Support Facility 2.5.1 ユーザーズガイド
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第1部 SCFドライバ> 第1章 本体キャビネット> 1.3 サーバ導入時の設定> 1.3.2 機能設定

1.3.2.3 UPS運用時間

以下のモデルでは、UPSインタフェースによるUPSが接続できないため、本節を参照する必要はありません。

システムにUPS(無停電電源装置)を接続している場合、停電発生後、安全にシステムをシャットダウンさせることができます。数秒程度の停電で、システムをシャットダウンすることは運用上好ましくない場合もあるため、停電後の稼働時間を設定可能です。この時間をUPS運用時間と呼びます。

UPS運用時間とは、停電が発生してから本ソフトウェアによる自動的なシャットダウンが開始されるまでの猶予時間で、設定可能な範囲は0秒から9999秒までです。デフォルトでは5秒に設定されています。この時間内に復電した場合、システムの運用は継続されます。

UPS運用時間は、UPSの容量・仕様、シャットダウンに要する時間、停電の頻度・間隔(UPSの充電状況)などを考慮し、十分なテストを行ったうえで設定してください。

以下のモデルを使用する場合は、SCFドライバには設定がないため、マシン管理から設定を行ってください。
設定方法については、『マシン管理説明書』を参照してください。


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