REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5
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上へ第3章 ソフトウェア調査資料収集
上へ3.7 調査資料の保存域

3.7.2 空き容量のチェック

調査資料を収集するために必要な空きディスク容量がないと、正常に収集が行われません。そのために、調査資料を収集する前後で空き容量がチェックされ、動作に安全と思われる規準値(AvailableSize値)である300MB(注)に満たない場合は、警告メッセージが表示されます。

また、不要な調査資料が保存域に残されるとディスク容量を圧迫するので、保存域の使用量が上限の規準値(SaveAreaSize値)である200MB(注)を超えている場合にも、警告メッセージが表示されます。以下にメッセージと対処方法を示します。

◆空き容量のチェック

メッセージ

保存域が配置されるファイルシステムの残り容量が300MB未満です。空き領域を確保してください

対処方法

以下の方法があります。

  1. 不要なファイルを削除する。

  2. ディスクに空き容量がない場合は、保存域の配置先を変更する(注)。


◆保存域使用量のチェック

メッセージ

現在、保存域に退避した資料のサイズが上限を超えています。保存域管理メニューで不要な資料を削除してください。または環境定義ファイルのSaveAreaSizeの値を増やしてください。

対処方法

以下の方法があります。

  1. 「保存域管理」メニューで、不要となった調査資料を削除してください。

  2. 保存域使用量の上限の規準値を増やす(注)。

注)ファイルシステムの空き容量の規準値、保存域使用量の上限の規準値、保存域の配置先は環境定義ファイル内の変数で変更することができます。詳細は「3.10 環境定義ファイル」を参照してください。


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