REMCSエージェントオペレーターズガイド 1.5
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上へ第2章 サービスの利用
上へ2.4 その他のモデルの導入時の設定
上へ2.4.4 P-P接続(ISDN/VPN)を選択した場合

2.4.4.3 XSCF経由の通報設定

XSCFを経由したREMCS通報を行う機能を使用する場合、REMCS環境設定のメニューで、環境設定を更新した後に、XSCF経由でのREMCS通報の接続環境の設定を行って下さい。XSCF経由のREMCS通報機能を使用できるモデルは「2.1 サービスを利用するために」を参照してください。

XSCFを経由したREMCS通報を使用しない場合、以下の設定を行う必要はありません。この場合、OS上のREMCSエージェントからのみ通報が行われます。

また、事前にXSCFのネットワーク設定が必要です。XSCFのネットワーク設定に関する詳細については「eXtended System Control Facility ユーザーズガイド」を参照してください。

XSCF経由の通報設定メニューは、以下の手順で表示できます。

  1. マシン管理メニューから、「REMCSエージェント」を選択します。

  2. REMCSエージェントのメニューを表示します。

    image

  3. 「XSCF経由の通報設定」を選択します。

    image

    XSCFの環境設定メニューでは、以下の情報を入力してください。

    ・ 必須項目の欄が○になっているものは、必ず入力してください。

    ・ 必須項目の欄が△になっているものは、SMTPのユーザ認証ありの時に設定が必要です。デフォルト値のないPOPサーバ名、POPユーザ名、POPパスワードは必ず入力してください。

    必須項目

    項目

    入力内容

    XSCF経由の通報

    XSCFを経由してREMCSセンタとの通信を行う場合に「有効」、行わない場合に「無効」を入力します。

    SMTPサーバ名1

    REMCSセンタとの通信に使用するメールサーバ名(SMTPサーバ1)を、入力します。最後に接続が成功したサーバから順に、SMTPサーバ1とSMTPサーバ2が使用されます。

    SMTPのユーザ認証方式1

    SMTPサーバ1で使用するユーザ認証方式を選択します。

    POPサーバ名1

    SMTPのユーザ認証方式1でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバ名を入力します。

    POPユーザ名1

    SMTPのユーザ認証方式1でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバのユーザ名を入力します。

    POPパスワード1

    SMTPのユーザ認証方式1でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバのユーザ名に対するパスワードを入力します。

    SMTPサーバ名2

    REMCSセンタとの通信に使用するメールサーバ名(SMTPサーバ2)を、入力します。最後に接続が成功したサーバから順に、SMTPサーバ1とSMTPサーバ2が使用されます。

    SMTPのユーザ認証方式2

    SMTPサーバ2で使用するユーザ認証方式を選択します。

    POPサーバ名2

    SMTPのユーザ認証方式2でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバ名を入力します。

    POPユーザ名2

    SMTPのユーザ認証方式2でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバのユーザ名を入力します。

    POPパスワード2

    SMTPのユーザ認証方式2でPOP before SMTPを指定した場合に、POPサーバのユーザ名に対するパスワードを入力します。


  4. 「XSCFに設定情報を書き込む」を選択します。

    入力後、表示された項目を確認して、「XSCFに設定情報を書き込む」を選択してください。

  5. REMCSセンタからメールが届いたことを確認します。

    書き込み後は、「REMCSセンタに対する接続確認」が行われます。REMCSセンタでの確認が完了したら管理者に対し通知メールが送り返されます。REMCSセンタからメールが届いたことを確認して下さい。


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