Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

2.1.1.4 基本認証かつ証明書認証

　基本認証と証明書認証の両方の認証方式で、認証が成功した場合のみ認証が成功したとする認証方式です。

　利用者がWebブラウザから認証を行う場合、まず証明書認証が求められます。証明書認証が成功すると、引き続き基本認証が求められます。基本認証に成功すると、認証が成功したことになります。基本認証に失敗すると、認証に失敗したことになります。
　Webブラウザに登録している証明書が1つだけの場合は、証明書選択画面を表示せずに登録されている証明書を自動で使用することもできます。証明書選択画面の表示については、“証明書選択画面について”を参照してください。

　この認証は、2種類の認証方式を使用して行うため、より厳密な認証を行いたい場合に使用します。

　WebブラウザとしてNetscape Communicatorを使用した場合、証明書選択画面が2回表示される場合があります。その場合には、同じ証明書を選択してください。