Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
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第2章 機能 | > 2.1 認証方式 | > 2.1.1 利用者による認証方式 |
基本認証または証明書認証のいずれかの認証方式において、どちらか一方の認証が成功した場合に認証が成功したとする認証方式です。
利用者がWebブラウザを利用して認証を行う場合は、まず証明書認証を求められます。証明書認証が成功すると、認証が成功したことになります。証明書認証に失敗した場合、または証明書の提示がない場合は、基本認証が求められます。基本認証が成功すると、認証が成功したことになります。基本認証にも失敗すると、認証に失敗したことになります。
利用者の登録している証明書が1つだけの場合や、1つも登録していない場合は、証明書選択画面を表示せずに登録されている証明書を自動で使用したり、証明書選択画面を表示せずに、基本認証の画面を表示したりすることもできます。証明書選択画面の表示については、“証明書選択画面について”を参照してください。
この認証方式は、証明書を登録したコンピュータ以外からアクセスを行うことが多い利用者に適しています。例えば基本的には“証明書認証”で認証を行っているが、出張先のコンピュータからリソースにアクセスする場合や、ICカードを携帯しているが、ICカードが利用できないコンピュータからアクセスするような場合には、基本認証で認証を行う、という運用が可能です。
また、ICカードを忘れてしまった場合や、何らかの理由で証明書が使用できない場合は基本認証でアクセスができるため柔軟な運用が可能です。
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