InfoDirectory使用手引書

8.1.3 作業ファイルについて

　DIT複製コマンドで使用するファイルは、以下のとおりです。

　設定情報ファイルは、-fオプションを指定した場合、指定したファイルが設定情報ファイルになります。その他の作業ファイルは、設定情報ファイルのreplogdirタグの値で指定されるパス配下に作成されます。

　“modify.ldif.xxx”、“consumer.ldif”ファイルは、差分更新成功時に自動的に削除されます。差分更新失敗時には、削除されない場合があります。差分更新失敗時の対処は、エラー修正後の対応および複製環境の復旧を参照してください。

[表： 作業ファイル一覧]

ファイル名	ファイルのもつ情報
master.ldif	複製元DSAをエントリ検索した結果
changelog (※)	複製元DSAの更新情報(changelog)検索の結果
modify.ldif.xxx	複製先DSAに適応するLDIF (xxxは数字)
consumer.ldif	複製先DSAの検索結果

※　changelogについて

　changelogは、InfoDirectoryのDSAへの更新操作ログです。更新操作には、更新番号(changenumber)という連番が付けられています。

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8.1.3.1 ファイルのバックアップ