Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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付録C 特殊な導入方法

C.1 部門管理サーバ・業務サーバのOSを再起動せずに導入する方法

Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ・業務サーバを新規に導入する場合、OSの再起動を行わずに導入する手順について説明します。

Solaris、Linuxの場合で、OSの再起動を行わずにSystemwalker Centric Managerの導入をする場合は、システムパラメタが適切に設定されている必要があります。システムパラメタに関しては、“システムパラメタのチューニング”を参照してください。
  1. スーパ・ユーザでログインします。
  2. Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ・業務サーバをインストールします。

    詳細については、“Systemwalker Centric Managerのインストール”を参照してください。

  3. 使用する機能を制限する場合は、デーモン起動制御ファイルのカスタマイズを実施してください。詳細は“起動の制御”を参照してください。
  4. syslog連携機能を起動します。
    /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
  5. 監視を行うためsyslogdにsyslog連携機能が起動したことを通知するか、syslogdを再起動してください。

    [注意]

    syslog連携機能を停止している間にsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合があります。上記手順を行うことで復旧しますのでそのメッセージは無視してください。

  6. Linux for Itanium版の場合、部門管理サーバ上で、SNMPトラップ監視機能を使用するため、以下のコマンドを実行します。
    /etc/init.d/sw-trapd restart
  7. Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ・業務サーバを起動するために、以下のコマンドを順に実行します。

    [資源配付のデーモンを含めて起動する場合]

    [資源配付のデーモンを起動しない場合]

    # /etc/rc2.d/S90mpfwsec start
    # /etc/rc2.d/S99MpShrsv start
    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

    返答メッセージの機能を利用する場合は、以下のコマンドで返答メッセージ機能デーモンを起動します。

    # /opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh start


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