Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第5章 運用管理クライアント・クライアントの環境構築> 5.10 利用機能により必要な環境設定> 5.10.4 IDカードセキュリティ機能を利用する場合の環境設定

[EE]
5.10.4.4 IDカードセキュリティ・エージェントの起動

IDカードセキュリティ・エージェントの起動方法について説明します。

運用管理クライアント上でのサービス起動、停止コマンド(scentricmgr、pcentricmgr)で以下のIDカードセキュリティのサービスは制御対象外になります。

IDカードセキュリティのエージェントは、端末の保護および操作の保護を行う機能であるため、Systemwalker Centric Managerに含まれるサービスの起動停止の対象外にしています。

■テストモードで起動する場

エージェントの起動方法について説明します。

通常、エージェントはPCの起動で自動で起動します。環境設定を行いPCの再起動前、およびIDカードセキュリティ・エージェントの停止後、以下のコマンドを実行することによりテストモードで実行することができます。なお、コマンドを実行する前に必ずIDカードリーダまたは、ICカードリーダを接続してください。

idcardwnd -test

エージェントの動作および登録データを確認する場合に、本コマンドを実行しテストモードで起動します。
テストモードは、以下のような動作になり、認証の確認/訂正が容易にできます。

本起動方法によるテストモードは、OSの起動、再ログインをすると無効になります。

OSの起動、再ログインをしてもテストモードで動作させる

OSの起動、再ログインをしてもテストモードで動作させるには、エージェント起動条件記述ファイルの“mode”で“TEST”を指定してください。
エージェント起動条件記述ファイルの設定で実行したテストモードを無効にするには、“TEST”を“NORMAL”に変更してください。
エージェント起動条件記述ファイルの詳細は“エージェント起動条件記述ファイルの作成”を参照してください。


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