Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第2章 運用管理サーバの環境構築> 2.17 利用機能により必要な環境設定

[EE]
2.17.4 IDカードセキュリティ機能を利用する場合の環境設定

IDカードセキュリティは、IDカードセキュリティ・エージェント(以降、エージェントと記述します)およびIDカードセキュリティ・マネージャ(以降、マネージャと記述します)で構成されます。

IDカードセキュリティの各機能を使用するためには、運用管理サーバで、マネージャを起動する必要があります。また、起動するための情報を定義したマネージャ起動条件ファイルが必要です。

環境作成手順を以下に示します。

1. Systemwalker Centric Managerの停止

 Systemwalker Centric Managerの停止”を参照してください。

2. マネージャ起動条件記述ファイルの作成

 起動条件記述ファイルをエディタを使用して作成します。

3. ファイルの変換

 マネージャ起動条件記述ファイルをマネージャ起動条件ファイルに変換します。

4. Systemwalker Centric Managerの起動

 Systemwalker Centric Managerの起動”を参照してください。

IDカードセキュリティを使用した運用を行わない場合

IDカードセキュリティを使用した運用をしていたが、今後運用をしないようにする手順を示します。

  1. マネージャ起動条件記述ファイルの操作判定情報のck_other に“n”を指定します。
    マネージャ起動条件記述ファイルの詳細は“マネージャ起動条件記述ファイルの作成”を参照してください。
  2. マネージャ起動条件ファイルに変換します。
  3. Systemwalkerを再起動します。

IDカードセキュリティ・マネージャの運用を停止する場合は、必ずIDカードセキュリティ・エージェントの運用の停止をします。IDカードセキュリティ・エージェントの停止については、“IDカードセキュリティ・エージェントの停止”を参照してください。


下へ2.17.4.1 マネージャ起動条件記述ファイルの作成
下へ2.17.4.2 IDカードセキュリティの対象となる操作の設定
下へ2.17.4.3 ファイルの変換

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