Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX共通 -
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第2章 運用管理サーバの環境構築> 2.15 Systemwalker Centric Managerの起動/停止

2.15.2 Systemwalker Centric Managerの停止

Systemwalker Centric Managerの機能を停止するために、pcentricmgrコマンを入力します。

pcentricmgrコマンドで、Systemwalker Centric Managerの各機能のデーモンを停止します。

/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

運用管理サーバでpcentricmgr コマンド実行時に、以下のメッセージが出力されコマンドが終了することがあります。

An error occurred in communication infrastructure. Specify the force termination option (-halt) and execute the command again.

これは、Systemwalker Centric Manager の通信基盤機能に異常が発生し、通常の停止を行えない状態であることを意味します。

このメッセージが出力された場合には、以下の復旧手順を実行してください。

※Interstage共存時は事前にInterstageを停止してください。

  1. Systemwalker Centric Manager を強制停止します。

    pcentricmgr -halt

     

  2. 通信基盤機能を強制終了します。

    [Solarisの場合]

    /opt/FSUNod/bin/OD_kill

    [Linuxの場合]

    /opt/FJSVod/bin/OD_kill

     

  3. 通信基盤のサブプロセス CosNaming_s のプロセスIDを確認します。

    ps -ef | grep CosNaming_s

    第2カラムに出力される数字が通信基盤サブプロセスのプロセスIDです。

  4. 通信基盤のサブプロセスを強制終了します。

    プロセスIDには、3で確認したプロセスIDを指定します

    kill プロセスID

     

  5. 通信基盤の未回収資源を回収します。

    [Solarisの場合]

    /opt/FSUNod/bin/odrmipc

     

    [Linuxの場合]

    /opt/FJSVod/bin/odrmipc

  6. Systemwalker Centric Manager を起動します。

    scentricmgr

pcentricmgrコマンドを実行しても、性能監視のサーバ性能情報を収集する性能監視システム性能収集エージェントは、停止対象になりません。

pcentricmgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

返答メッセージ機能デーモンの停止

pcentricmgrコマンドでは返答メッセージ機能デーモンは停止されません。返答メッセージ機能デーモン停止についての詳細は、“返答メッセージの起動/停止”を参照してください。


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