Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第5章 障害を復旧する | > 5.5 リカバリフローを操作する | > 5.5.2 リカバリフローを登録する |
リカバリ時の処理手順を表すリカバリフローを、新規に作成します。
→[リカバリフローの作成]ダイアログボックスが表示されます。
作成できるリカバリフロー数に上限はありません。作成したリカバリフローは、リカバリフローを表すアイコンを付けて、選択していたプロジェクト配下に表示されます。
[リカバリフローの作成]ダイアログボックスで[追加]ボタンをクリックし、[タスク情報]を表示します。[タスク情報]では以下の項目を設定します。
タスクの基本情報として主に以下の項目を設定します。
このタスクの先行条件となるタスクを設定します。
このタスクに関する説明などを記述します。
このタスクが終了した時の表示色を設定します。
リカバリフロー監視画面で表示されるタスクの表示色は、監視表示色の優先順をユーザが設定できます。タスクの表示色は、タスク終了時の表示色画面で設定されている表示色を、タスクの終了コードで上から順に判定され、最初に一致した状態の表示色となります。
表示色の設定は、以下の手順で設定を行います。
→[リカバリフローの作成/変更]ウィンドウが表示されます。
→[タスク情報]ウィンドウが表示されます。
[初期設定]ボタンをクリックすると、以下の初期状態に戻ります。初期値は、“正常終了、青、=、0、”と“異常終了、赤、!=、0”です。
表示内容 |
監視表示色 |
コード条件 |
終了コード |
終了の確認 |
正常終了 |
青 |
= |
0 |
しない |
異常終了 |
赤 |
!= |
0 |
する |
タスクとは
タスクとはリカバリフローを構成する作業単位であり、ローカルコマンド、リモートコマンドまたはオペレータの作業(テープ交換などのコマンド以外の操作)を定義します。
リカバリフローの状態は、次の6種類の色で識別できます。
フローの状態を判定するタスクの状態が“正常終了”の場合、“完了”となります。“正常終了”以外の場合、“未完了”となります。“ユーザ対処”は、“中断”、“未完了”状態のフローに対して、ユーザによる対処が完了したことを表しています。
リカバリフローの状態は、タスクの状態で設定します。フロー判定において、最終タスクの状態での判定となります。ただし、フロー内でポイントとなるタスクがあり、そのタスクでフローの状態を判定したい場合には、指定タスクによる設定もできます。
特定のタスクにより、フローの状態を判定したい場合は、以下の手順にて設定を行います。
旧版の以下のフローは、状態を判定するタスクの指定なしの設定となります。
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