Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows NT(R)/ Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第3章 監視する> 3.6 アプリケーション/業務を監視する> 3.6.7 アプリケーションを監視するためのポリシーを設定する

3.6.7.2 しきい値監視の設定(アプリケーション)

アプリケーション単位のしきい値監視を設定すると、アプリケーションの性能を監視できます。この項では、アプリケーションのしきい値に関する設定を説明します。以下の項目(しきい値ポリシー)を設定します。

■設定ダイアログボックスの表示方法

  1. Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[アプリケーションの監視]を選択します。

    →[アプリケーション管理]ウィンドウが表示されます。

  2. [アプリケーション管理の設定]-[アプリケーション監視の設定]-[しきい値監視の設定]-[アプリケーション]を選択します。
  3. [ポリシー]メニューの[作成]を選択します。

    →[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスが表示されます。

■しきい値ポリシーを設定する

[しきい値監視の設定(アプリケーション)]ダイアログボックスで、以下の項目を設定します。

  1. 設定するポリシー名を入力します。ポリシー名として半角255文字まで入力できます。同じポリシー名を二重に登録することはできません。
  2. CPU使用率および仮想メモリ容量のしきい値を設定します。

    Solaris OE/HP-UX/AIX/Linux版Systemwalker Centric Manager使用時、シェルスクリプトに対するしきい値を監視することはできません。

    CPU使用率

    仮想メモリ容量

    初期値

    異常検出上限

    1〜100%の範囲で指定

    サイズをKB単位で指定

    CPU使用率

    80(%)

    警告検出上限

    1〜100%の範囲で指定

    サイズをKB単位で指定

    なし

    警告検出下限

    異常検出下限

    異常検出判定基準

    1から9999(回)の範囲で指定
    サンプリング回数で指定した回数以下の値を設定

    3(回)

    警告検出判定基準

    1から9999(回)の範囲で指定
    サンプリング回数で指定した回数以下の値を設定

    3(回)

    サンプリング回数

    異常状態・警告状態の判定基準となるサンプル数を1から9999(回)の範囲で指定

    5(回)

    サンプリング間隔

    監視のための情報をサンプリングする時間間隔を60から9999(秒)の範囲で指定

    180(秒)

  3. [アプリケーション管理]ウィンドウの[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。

    →作成したポリシーが配付されます。
    ポリシーの配付方法については、“アプリケーション管理のポリシー設定”を参照してください。

ダイアログボックスの詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

しきい値ポリシーを設定する場合の注意

検出上限値および検出下限値は、以下の条件を満たす必要があります。

異常検出上限値 > 警告検出上限値 > 警告検出下限値 > 異常検出下限値

アプリケーションのサンプリング間隔は、1つのノードに設定されたCPU使用率、メモリ使用量のうち最小の値を採用します。


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