PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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付録D 形式2のファイル定義体作成時の留意事項 | > D.1 ASPファイル定義体の編集方法について |
リソースコンバータとは、ASP資源をパソコンとの間で流通できる形式に変換する製品である。リソースコンバータには、GETTRSコマンド、PUTTRSコマンドが提供されています。
以下に、ファイル定義体を指定する場合のGETTRSコマンド、PUTTRSコマンドの形式を示します。
GETTRS - (多階層ライブラリに格納されている開発資産の取り出し:Get TMS Resource)
機能
多階層ライブラリに格納されている開発資産を従来ライブラリへ取り出します。
実行条件
キーワード |
対象 |
権限 |
条件 |
---|---|---|---|
PATH |
上位ディレクトリ |
@X |
パス名で2階層以上を指定した場合 |
親ディレクトリ |
@X |
− |
|
多階層メンバ |
@R |
− |
|
TOLIB |
出力先ライブラリ |
@UPD |
− |
TOMBR |
出力先メンバ |
@EXIST |
REP-@YES時 |
注意事項
(1)TOMBRオペランドが有効であれば、そのままメンバ名となります。
(2) 取り出し元メンバのメンバ名をEBCDIC(英小文字)+JEFコードに変換し、8バイトを有効とします。
(3) (2)の結果の英小文字コードを英大文字コードに置き換えます。
(4) (3)の結果、途中にピリオド('.')や空白(' 'EBCDIC、JEF共)が存在する場合には、その手前までを有効とします。
(5) (4)の結果、先頭文字が英字以外の場合、英数字以外の文字を含む場合、JEFコードを含む場合はそのエンティティは取り出し対象外とします。
なお、上記の変換で、異なるメンバ名が取り出し先におけるメンバ名と同一となる場合がありますが、このときもREPオペランドの指定に従い処理が行われます。
属性 |
種別 |
名称 |
---|---|---|
TDATA |
TFILE |
通常ファイル |
機密保護情報 |
|
---|---|
認可情報 |
PUBAUTパラメタにより設定される。 |
所有者 |
当コマンドを実行したプロフィールの機密保護グループ名が設定される。 |
PUTTRS - (多階層ライブラリへの開発資産の登録:Put TMS Resource)
機能
従来ライブラリのメンバを多階層ライブラリへ登録します。
実行条件
キーワード | 対象 | 権限 | 条件 |
---|---|---|---|
MBR | メンバ | @READ | − |
ライブラリ | @READ | − | |
TOPATH | 上位ディレクトリ | @X | パス名で2階層以上を指定した場合 |
親ディレクトリ | @X@W | − | |
多階層ライブラリ | @W | REP-@YES時 |
オペランド | ||
|
注意事項
属性 |
種別 |
名称 |
---|---|---|
TDATA |
TFILE |
通常ファイル |
機密保護情報 |
||
---|---|---|
既存の資産を置き換えた場合 |
所有者 |
既存資産と同様 |
所有者グループ |
||
所有者認可情報 |
||
所有者グループ認可情報 |
||
他者認可情報 |
||
新規に作成した場合 |
所有者 |
当コマンドを実行したプロフィール名 |
所有者グループ |
当コマンドを実行した機密保護グループ名 |
|
所有者認可情報 |
@R |
|
所有者グループ認可情報 |
@R |
|
他者認可情報 |
@R |
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