PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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付録D 形式2のファイル定義体作成時の留意事項> D.1 ASPファイル定義体の編集方法について

D.1.2 論理ファイルのファイル定義体についての注意事項

以下に論理ファイルのファイル定義体を操作時の注意事項を以下に示します。

  1. 論理ファイルのファイル定義体には、物理ファイルのファイル定義体が格納されているライブラリ名が設定されています。
    PUTTRSコマンドでは、変換された論理ファイルのファイル定義体に、物理ファイルのファイル定義体のライブラリ名が設定されています。
    GETTRSコマンドでは、保存されたライブラリ名をそのまま物理ファイルのファイル定義体格納ライブラリ名として、論理ファイルのファイル定義体を格納します。
    FFD-Makerで論理ファイルのファイル定義体に保存されているライブラリ名は、物理ファイルを入れ替える操作で変更できます。
    PCで新規に作成した論理ファイルのファイル定義体に、ライブラリ名の設定を行っていない場合、GETTRSコマンドでASPサーバに格納時、論理ファイルのファイル定義体内にある構成物理ファイルのファイル定義体格納ライブラリは以下のように設定されます。

  2. 論理ファイルのファイル定義体を構成する物理ファイルのファイル定義体は、同一のドライブに存在しなければなりません。
    構成物理ファイルのファイル定義体が同一ドライブ内に存在しない場合は、論理ファイルのファイル定義体は参照できません。この場合、物理ファイルのファイル定義体と同一のドライブになるよう、ファイル定義体を移動するかまたは、入替えで物理ファイルの参照先を変更してください。

  3. 論理ファイルのファイル定義体をライブラリからTMSライブラリに変換する場合、論理ファイルのファイル定義体と構成物理ファイルのファイル定義体を、同じ出力先(PUTTRSコマンドのTOPATHで指定する)に出力してください。
    異なるディレクトリに出力した場合、PC側のFFD-Makerで操作時に、論理ファイルのファイル定義体と構成物理ファイルのファイル定義体の構成が合わなくなり、論理ファイルのファイル定義体が参照できなくなることがあります。

  4. FTPなどで転送する際、論理ファイルのファイル定義体と構成物理ファイルのファイル定義体のディレクトリ構成を壊さないように転送して下さい。

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