PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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付録A ファイル定義体のサポート範囲

A.3 定義体形式と定義体属性の非互換の補正

参照作成時、参照元と作成する定義体形式、または定義体属性が異なる場合、項目情報およびキー情報が補正されることがあります。

以下に参照作成時の補正処を示します。

形式1の物理ファイル定義体を作成する場合

付表A.17 参照作成の補正処理(物理

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル、
レコード定義体

キーの数が21個を超える

読み込めない

項目数が9999まで定義可能

処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない

形式2の
物理ファイル、
論理ファイル、
一般ファイル定義体
以下の情報が英数字の場合40文字まで定義可能
・項目名
・定義体名
・レコード名

読み込めるが、保存時にエラーになる

以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

被再定義項目に(日本語)項目名がなくてもよい 再定義項目側の被再定義項目名のフィールドに'?'を設定する
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
項目の繰返し数が9999まで定義可能 そのまま読み込むが、処理可能数(最大で4096)を超える場合はエラーになる
集計項目が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
リテラル情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
書出し情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
形式2の論理ファイル定義体 キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う
形式2の一般ファイル定義体 各種ブロック化因数が指定できる 読み込まずに未定義として扱う

 

形式1の論理ファイル定義体を作成する場合

付表A.18 参照作成の補正処理(論理

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル

キーの数が21個を超える

読み込めない

項目数が9999まで定義可能

処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない

形式2の
物理ファイル、
論理ファイル、
一般ファイル定義体
以下の情報が英数字の場合40文字まで定義可能
・項目名
・定義体名
・レコード名

・読み込めるが、保存時にエラーになる
・途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

被再定義項目に(日本語)項目名がなくてもよい 再定義項目側の被再定義項目名のフィールドに'?'を設定する
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
項目の繰返し数が9999まで定義可能 そのまま読み込むが、処理可能数(最大で4096)を超える場合はエラーになる
集計項目が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
リテラル情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
書出し情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
形式2の論理ファイル定義体 キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う

 

形式1のレコード定義体を作成する場合

付表A.19 参照作成の補正処理(レコード定義体

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル、
レコード定義体

キーの数が21個を超える

読み込めない

項目数が9999まで定義可能

処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない

形式2の
物理ファイル、
論理 ファイル、
一般ファイル定義体
以下の情報が英数字の場合40文字まで定義可能
・項目名
・定義体名
・レコード名
・読み込めるが、保存時にエラーになる
・途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される
以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

被再定義項目に(日本語)項目名がなくてもよい 再定義項目側の被再定義項目名のフィールドに'?'を設定する
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
集計項目が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
リテラル情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
書出し情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
形式2の
論理ファイル定義体
キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う
形式2の
一般ファイル定義体
各種ブロック化因数が指定できる 読み込まずに未定義として扱う

形式2の物理ファイル定義体を作成する場合

付表A.20 参照作成の補正処理(物理

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル、
レコード定義体

レコード長が32767

読み込めるが、保存時にエラーになる

混在項目が定義されている

読み込めるが、保存時にエラーになる

$、Fが置換文字で定義可能 読み込めるが、保存時にエラーになる
キーが定義できる 読み込まずに未定義として扱う
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超る場合は、読み込まれない
形式1のレコード定義体 レコード様式は16まで定義可能 読み込めるが、保存時にエラーになる
形式2の
物理ファイル、
論理ファイル、
一般ファイル定義体
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
集計項目が定義されている 読み込めない
リテラル情報が定義されている 読み込めない
書出し情報が定義されている 読み込めない
以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

形式2の論理ファイル定義体 キーが定義できる 読み込まずに未定義として扱う
キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込めない
形式2の一般ファイル定義体 各種ブロック化因数が指定できる 読み込まずに未定義として扱う
キーが定義できる 読み込まずに未定義として扱う

 

形式2の論理ファイル(単純ファイル)定義体を作成する場合

付表A.21 参照作成の補正処理(論理

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル、
レコード定義体

レコード長が32767

読み込めるが、保存時にエラーになる

混在項目が定義されている 読み込めるが、保存時にエラーになる
$、Fが置換文字で定義可能 読み込めるが、保存時にエラーになる
キーが定義できる 読み込まずに未定義として扱う
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
形式1の
レコード定義体
レコード様式は16まで定義可能 読み込めるが、保存時にエラーになる
形式2の
物理ファイル、
論理ファイル、
一般ファイル定義体
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
集計項目が定義されている 読み込めない
リテラル情報が定義されている 読み込めない
書出し情報が定義されている 読み込めない
以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

形式2の
論理ファイル定義体
キーが定義できる 読み込まずに未定義として扱う
キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込めない
形式2の
一般ファイル定義体
各種ブロック化因数が指定できる 読み込まずに未定義として扱う

キーが定義できる

読み込まずに未定義として扱う

形式2の一般ファイル定義体を作成する場合

付表A.22 参照作成の補正処理(一般ファイル定義体

参照元定義体

非互換情報

補正処理

形式1の
物理ファイル、
論理ファイル、
レコード定義体

レコード長が32767

読み込めるが、保存時にエラーになる

混在項目が定義されている 読み込めるが、保存時にエラーになる
$、Fが置換文字で定義可能 読み込めるが、保存時にエラーになる
キーが定義してある 読み込まずに未定義として扱う
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
形式2の
物理ファイル、
論理ファイル、
一般ファイル定義体
項目表示順が定義可能 表示順の情報は読み込まないレコードの先頭位置から順に並べた形で項目情報を読み込む
項目数が9999まで定義可能 処理可能項目数(最大でも1024)を超える場合は、読み込めない
集計項目が定義されている 読み込めない
リテラル情報が定義されている 読み込めない
書出し情報が定義されている 読み込めない
以下の情報が見出し情報として定義可能
・項目名(日本語)
・レコード名(日本語)

途中で空白が含まれていた場合、空白まで表示される

形式2の
論理ファイル定義体
キー順位名が定義できる 読み込まずに未定義として扱う
選択情報が定義されている 読み込めない
キー情報が定義されている 読み込まずに未定義として扱う

 


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