PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第4章 ファイル環境を設定する

4.1 ファイル環境設定とは

ファイル環境設定とは、項目定義で作成したファイル定義体の情報、レコード長、およびキー情報に従って、データファイルおよびインデックスファイルを作成する機能です。また、不要になったデータファイルやインデックスファイルを削除することもできます。

データファイルまたはインデックスファイルを作成することを「割付」といいます。削除することを「解」といいます。

ファイル環境設定で作成したデータファイルおよびインデックスファイルは、「データ操作」で使用できます。

5.2 データ操作を行う

ファイル環境設定は、定義体の形式や属性および割付け状態によって行える操作が異なります。

以下に各状態での操作の可否を示します。

表4.1 定義体の形式や属性および割付け状態によって行える操作

定義体形式

定義体属性

割付け

割付け情報

解放

インデックス情報

入替え

形式1(注)

物理

未割付

×

×

×

割付け済み

×

×

論理

×

×

×

レコード

×

×

形式2

物理

×

×

×

×

×

論理

×

×

×

×

一般

×

×

×

×

×

○:選択できる
×:選択できない
注)形式1の定義体は格納場所によっても行える操作が異なる。

また、ファイル環境設定のオプション機能として、形式1の場合にCSV変換機能が利用できます。

CSV変換機では、RDMファイルのデータをほかの表計算ソフトなどで利用できる「CSV形式」のファイルに変換したり、逆にCSV形式のデータをRDMファイルのデータファイルに変換したりすることができます。


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