PowerFX V1.0 FFD-Maker説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -

3.10 キー情報を設定する

キー情報を設定する操作を説明します。

1. 項目定義画面で、『オプション』メニューから「キー情報設定」コマンドを選択します。
   →キー情報設定画面が表示されます。

   

2. 『オプション』メニューから「入力シート」コマンドを選択して、キー情報を入力します。

   

3. 「OK」をクリックすると、キー情報が設定されます。

   

   キー情報設定画面の項目数は動作環境で指定した処理可能最大項目数まで表示されます。

   「7.1 項目定義の動作環境を設定する」

4. 指定したキー属性を確認します。
   
   
5. 『ファイル』メニューから「キー情報の終了」コマンドを選択してキー情報設定を終了します。

キー情報設定時には、「クリア」と「元に戻す」の編集機能を使用することができます。操作方法は項目定義画面での操作と同様です。

「3.7.2 項目定義画面での編集機能」

キー情報を設定する際、以下の点に注意してください。

• キーの重複を設定する際、ファイル種別によって選択できる項目が異なります。

  表3.1 キーの重複設定時の選択項目

  ファイル種別		キーの重複
  		許す	許さない
  物理ファイル	形式1	○	○
  	形式2	×	×
  論理ファイル	形式1	○	○
  	形式2	○	○
  索引（COBOLファイルシステム）	形式1	○	○
  索引順編成	形式2	×	○

  ○：選択できる ×：選択できない

• キーの属性を設定する際、ファイル種別によって選択できる項目が異なります。

  表3.2 キーの属性設定時の選択項目

  ファイル種別		キーの属性
  		文字属性	各項目の属性
  物理ファイル	形式1	○（注1）	○
  	形式2	×	×
  論理ファイル	形式1	○（注1）	○
  	形式2	○（注2）	○
  索引（COBOLファイルシステム）	形式1	○	○（注3）
  索引順編成	形式2	×	○

  ○：選択できる ×：選択できない
  注1）キー要素が連続した項目であり、かつ昇順の場合選択できる。
  注2）キーを構成する要素が基本項目のみのキーは選択できない。その他（集団項目のみのキー、基本と集団項目混在のキー）は選択できる。
  注3）選択できるが、環境設定時にエラーになる。

• キー情報設定でのクリア（消去）コマンドは、選択したセル、行、列、または矩形範囲を消去します。クリアする範囲によっては、もとの定義体を参照作成したものとみなされ、上書き保存できなくなることがあります。

  表3.3 キーの情報設定でのクリアと上書き保存

  ファイル種別	キーの割付け、活性状態	上書き保存
  割付け済み物理ファイル	割付け済み、活性	×
  	割付け済み、非活性	×
  	未割付け	○
  	キー未定義	○
  その他	すべて	○

  ○：上書き保存できる ×：上書き保存できない