PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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第5章 COBOLシステムサブルーチン | > 5.4 XTSOBHDL(バイトアクセスサブルーチン) |
PROGRAM-STATUSにも同じ値が設定されます。
復帰コード |
内容 |
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---|---|---|
0000 |
復帰コードの意味 |
正常終了しました。 |
0001 |
復帰コードの意味 |
ファイルの読出し処理時、ファイルの終わり(EOF)となりました。 |
原因 |
ファイル読出し時、ファイルの終わり(EOF)に達しました。 |
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サブルーチン処置 |
処理を続行します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を続行します(CLOSEを行います)。 |
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利用者処置 |
ありません。 |
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0016 |
復帰コードの意味 |
ファイルが排他使用されています。 |
原因 |
ファイルが他で排他使用されています。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、“詳細復帰コード”にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
排他使用終了後、再度実行します。 |
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0020 |
復帰コードの意味 |
権限エラーでアクセスできません。 |
原因 |
ファイルまたはフォルダをアクセスする権限がありません。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、“詳細復帰コード”にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
権限を有するユーザで操作する、ファイルまたはフォルダの権限を変更する、または、OPEN時のアクセスモードを見直してください。 |
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0025 |
復帰コードの意味 |
ファイルの登録可能数を超えました。 |
原因 |
ファイルの登録個数が上限に達しました。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、“詳細復帰コード”にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
不要なファイルを削除します。 |
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0033 |
復帰コードの意味 |
パス名が正しくありません。 |
原因 |
パス名の指定が正しくありません。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、“詳細復帰コード”にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
利用者プログラムを調査します。 |
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0035 |
復帰コードの意味 |
入出力エラーが発生した、または、CD-ROMやプロテクトされているディスクに書込みを行おうとしました。 |
原因 |
入出力エラーが発生した、または、CD-ROMやプロテクトされているディスクに書込みを行おうとしました。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、エラー内容をイベントログに出力します。また、"詳細復帰コード"にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
ディスク装置または媒体の状態を確認します。 |
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0037 |
復帰コードの意味 |
ファイルまたはパス(フォルダ)が存在しない。 |
原因 |
ファイルまたはパス(フォルダ)が存在しない。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
利用者プログラムおよびディスクの内容を確認します。 |
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0040 |
復帰コードの意味 |
メモリ不足を検出しました。 |
原因 |
メモリ不足が発生しています。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、エラー内容をイベントログに出力します。また、"詳細復帰コード"にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
他のアプリケーションを終わらせる。または、メモリを増設します。 |
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0096 |
復帰コードの意味 |
空き領域がありません。 |
原因 |
空き領域がありません。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、エラー内容をイベントログに出力します。また、"詳細復帰コード"にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
ディスク装置または媒体の空き容量を調査し、不要なファイルを削除します。 |
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0097 |
復帰コードの意味 |
ファイルのサイズが2Gバイト以上です。 |
原因 |
2Gバイト以上のサイズのファイルにアクセスしました。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
2Gバイト以上のサイズのファイルを扱わないように、利用者プログラムまたはシステム設計を見直してください。 |
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0098 |
復帰コードの意味 |
シーケンスエラーです。 |
原因 |
処理種別の呼出し順に誤りがあります。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
利用者プログラムを調査します。 |
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9900 |
復帰コードの意味 |
指定パラメーターに誤りがあります。 |
原因 |
指定パラメーターに誤りがあります。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
利用者プログラムを調査します。エラーの詳細は、"詳細復帰コード"を参照してください。 |
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9999 |
復帰コードの意味 |
システム環境で何らかのエラーを検出しました。 |
原因 |
システム環境に何らかの問題があります。 |
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サブルーチン処置 |
処理を中止し、エラー内容をイベントログに出力します。また、"詳細復帰コード"にWin32API関数のエラーコードを設定します。 |
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利用者プログラム処置 |
処理を中止します。 |
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利用者処置 |
イベントログに出力されているエラー内容を控え、当社技術員に連絡してください。 |
詳細復帰コード |
意味 |
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0000 |
処理種別で処理モードが"READ"の場合、一意名4(データ領域)のパラメーターブロックが正しく設定されていません。"WRITE"の場合、一意名1(機能詳細パラメーター領域)または一意名4(データ領域)のパラメーターブロックが正しく設定されていません。 |
0001 |
一意名-1(機能詳細パラメーター領域)のパラメーターブロックが正しく設定されていません。 |
9001 |
処理モードに誤りがあります。 |
9002 |
アクセスモードに誤りがあります。 |
9003 |
バイト長に誤りがあります。 |
9004 |
パス名長に誤りがあります。 |
9005 |
ファイル種別に誤りがあります。 |
9006 |
アドレス指定に誤りがあります。 |
9007 |
獲得モードに誤りがあります。 |
9008 |
パラメーターチェックモードに誤りがあります。 |
9009 |
処理対象アドレス1とバイト長を加算した値が指定可能範囲(0〜2147483647)を超えています。 |
9802 |
1-10)の保留域の内容が更新されています。 |
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