PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第4章 ACM会話サービス

4.10 ASPとの非互換点

ASPとの非互換点を"表4.15 ASPとの非互換点"に示します。

[表4.15 ASPとの非互換点]

分類

項目

PowerFX

ASP

機能

ACMシステム間転送

ACMシステム間転送はできません。

ACMシステム間転送ができます。

ACMの置換え

プログラムを変更せずにプログラム中で記述した論理宛先を他の論理宛先に置き換える機能はありません。

OVRACMコマンドにより、プログラムを変更せずにプログラム中で記述した論理宛先を他の論理宛先に置き換えられます。

ACMファイル記述

ACMファイル記述(ACMF)を使用しません。

論理宛先との書込み/読出しで、ACMファイル記述(ACMF)を使用します。

ダウンリカバリ

ダウンリカバリ機能はありません。

論理宛先の開設時にRECOVERYオプションを指定することによって、ダウンリカバリ機能を利用できます。

データ消去

purgeldコマンドでデータを消去してください。

ACTACMコマンドおよびDACTACMコマンドのSWEEPパラメーターにより、論理宛先の開設と閉鎖時に累積されているデータを消去できます。

運用

サービスの開始/停止

Windows(R)のサービスで、開始/停止します。

ACTACMコマンドで開始し、DACTACMコマンドで停止します。

論理宛先の再作成

ACM会話サービスの開始/ACM会話サービスの停止にかかわらず、論理宛先を再作成する必要はありません。

ACTACMコマンドを投入するたびに論理宛先を再作成しなければなりません。

論理宛先の作成

crtldコマンドにより論理宛先を作成した後、actldコマンドにより論理宛先を活性化してください。

ACTACMコマンドが論理宛先の作成と活性化を兼ねます。

論理宛先の削除

dactldコマンドにより論理宛先を非活性化した後、dltldコマンドにより論理宛先を削除してください。

DACTACMコマンドが論理宛先の削除と非活性化を兼ねます。

論理宛先情報の表示

ACM操作パネル画面で表示します。

DSPLDコマンド、CTLLDコマンドおよびREFVLDコマンドによって論理宛先の情報を表示します。

資源

論理宛先数の最大値

5000です。

制限はありません。

データ格納数の最大値

9999です。

32767です。

データ域サイズ

ACM会話サービス全体で同じ設定を使用します。
最大値は32000Kバイトです。

論理宛先の開設時に個別に設定できます。
最大値の制限はありません。


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