PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) - |
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第4章 ACM会話サービス | > 4.3 ACM会話サービスの環境設定 |
動作環境設定では、ACM会話サービスが使用するメモリ資源について環境設定します。
動作環境設定画面は、以下のいずれかの手順で表示します。
"図4.5 動作環境設定画面"に動作環境設定画面を示します。
ACM会話サービス全体で、利用者が作成できる論理宛先の総数を設定します。
設定できる値の範囲は1〜5000で、初期値は128です。
ACM会話サービス全体で、論理宛先に蓄積できるデータの格納域の大きさをKバイト単位で設定します。
設定できる値の範囲は1〜32000で、初期値は1000です。
なお、データ域サイズは次のように見積もります。
データ域サイズ(Kバイト) = (140バイト + データ長) × システム最大データ蓄積数 / 1024
ACM会話サービス全体で、利用者が論理宛先に書き込むデータの総数を設定します。
設定できる値の範囲は1〜25600で、初期値は1000です。
なお、システム最大データ蓄積数は次のように見積もります。
システム最大データ蓄積数 = 論理宛先数 × 最大データ蓄積数
設定値は、次のACM会話サービスの開始から有効です。
なお、動作環境設定の終了時に、ACM会話サービスの開始を促すメッセージが表示されます。
エラー発生時には、"4.8 エラーメッセージ"のエラーメッセージを表示します。
次の運用での見積り例を示します。
論理宛先数 = 200 個 データ域サイズ = (140 + データ長) × システム最大データ蓄積数 / 1024 = (140 + 500) × 20000 / 1024 = 12500 Kバイト システム最大データ蓄積数 = 論理宛先数:200 × 最大データ蓄積数:100 = 200 × 100 = 20000 個 |
見積り値に対して余裕のある値を動作環境設定画面に設定します。
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