PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.4 TCLplusコマンド

3.4.3 array

機能:

配列変数の情報を取得します。

形式:

array exists varname
array get arr patternarray names arr patternarray set arr {element element ...】}
array size arr

オプション:

exists
varnameが配列変数である場合、1を返します。

get
patternと一致するインデックス名とその配列要素を返します。
patternを省略した場合、すべてのインデックス名とそれに対応する構成要素を返します。
返されるインデックス名と構成要素の順序は不定です。

names
patternと一致するインデックス名をを返します。
patternを省略した場合、すべてのインデックス名を返します。
返されるインデックス名の順序は不定です。

set
配列変数arrの要素をelementで初期化します。

size
配列変数arrに定義されたインデックスの数を返します。

パラメーター:

varname
変数を指定します。

arr
配列変数を指定します。

pattern
キーとなるインデックス名を記述します。インデックス名には正規表現が使用できます。

element
配列変数の初期値を"インデックス名 値"の形式で記述します。

復帰値:

オプションにより異なります。

注意事項:

なし

使用例:

配列変数parrayを初期化し、各要素を取り出します

array set parray {idx1 apple idx2 orange idx3 grape}
puts [array get parray]
puts [array get parray idx2]
puts [array names parray]
puts [array names parray idx2]

<実行結果>

idx3 grape idx1 apple idx2 orange
idx2 orange
idx3 idx1 idx2
idx2

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