PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.3 TCLplusスクリプトの文法

3.3.2 変数

変数

TCLplusスクリプトの変数に型は存在せず、すべて文字列型として扱われます。
変数を作成するには、setコマンドを使用します。
setコマンドの第1引数に変数名を指定し、第2引数に格納する文字列を指定します。
変数名は英数字とアンダーバー(_)が指定でき、大文字と小文字は区別されます。

例:
変数para1を作成し、初期値として"3"を格納する場合

set para1 3


配列変

TCLplusスクリプトでは変数を配列として作成できます。これを配列変数と呼び、配列変数が保持している個々の値は、要素と呼びます。
配列変数を作成するためには、setコマンドで指定する変数名の直後にインデックス名を括弧で囲んで指定します。
配列要素は、インデックス名によって一意に指定されます。インデックス名には、任意の文字列が指定できます。

例:
配列変数aryを作成し、要素"hello"をインデックス名"idx1"で格納する。

set ary(idx1) hello
set ary(idx2) world
set ary(idx3) !!

配列変数aryに各要素は以下のように格納されます。



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