PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第3章 TCLplus> 3.2 TCLplusの実行

3.2.2 タスクスケジューラによる実行

Windows(R)のタスクスケジューラにTCLplusスクリプの実行を登録すると、任意の時刻にTCLplusスクリプトを実行できます。
タスクスケジューラは[コントロールパネル]−[タスク]−[スケジュールされたタスクの追加]から設定できます。

以下にタスクスケジューラの設定例を示します。

  1. タスクウィザードの起動

    [コントロールパネル]−[タスク]−[スケジュールされたタスクの追加]からタスクウィザードを起動すると"図3.1 タスクウィザードの起動"の画面が表示されるので、"次へ(N)>"ボタンを押します。

    [図3.1 タスクウィザードの起動]


  2. 実行するプログラムの選択

    アプリケーションの一覧が表示されますが、TCLplusは一覧に表示されないため、"参照(R)..."ボタンを押します。

    [図3.2実行するプログラムの選択]


  3. exectcl.exeの選択

    TCLplusスクリプトの実行コマンドであるexectcl.exeを選択し、"開く(O)"ボタンを押します。
    exectcl.exeは
       [PowerFXのインストールフォルダ]\F3JAPFX\bin
    に格納されています。

    [図3.3 exectcl.exeの選択]


  4. タスク名と実行周期の指定

    実行するTCLplusスクリプトのタスク名とタスクの実行周期を指定し、"次へ(N)>"ボタンを押します。タスク名には任意の名前を入力します。
    "図3.4 タスク名と実行周期の指定"の例ではACM会話サービスの論理宛先をシステム起動時に活性化するために次のように指定しています。
      タスク名:ACM会話サービス(論理宛先)の活性化
      タスクの実行周期:コンピュータ起動時(S)

    [図3.4 タスク名と実行周期の指定]


  5. 実行ユーザーの入力

    TCLplusスクリプトを実行するユーザーとそのパスワードを入力します。

    [図3.5実行ユーザーの入力]


  6. タスクの登録

    "[完了]をクリックした時に詳細プロパティを開く(A)"をチェックし、"完了"ボタンを押します。

    [図3.6 タスクの登録]


  7. 詳細設定

    詳細設定では実行するTCLplusスクリプト、実行フォルダ、実行ユーザーについて設定します。以下の項目を設定し、"OK"ボタンを押します。

    "図3.7 詳細設定"の例ではACM会話サービスの論理宛先を活性化させるスクリプト(D:\Script\actldscript.pcl)を"実行するファイル名(R)"に指定しています。
    本スクリプトは本章および"4.6 ACM会話サービスのコマンド"を参照し、作成してください。

    [図3.7 詳細設定]

     

その他のスケジュールおよび各項目の設定についてはWindows(R)のヘルプを参照してください。

タスクスケジューラからTCLplusスクリプトを実行すると、コマンドプロンプトが起動します。
TCLplusの標準入出力は、このコマンドプロンプトになります。
TCLplusスクリプトが終了すると、このコマンドプロンプトも終了します。


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