PowerFX V1.0 運用説明書 - Microsoft(R) Windows(R) -
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2.1 システム構成
PowerFXの運用機能は、Webサーバ、DBサーバと共に一台のサーバでシステム構築できます。
ネットワークは、イントラネット環境で使用してください。
インターネットからの利用を必要とする業務では、VPNなどを使用したセキュリティ環境の構築が必要です。
運用モデルを"図2.1 PowerFXの運用モデル"に示します。
インターネットからのアクセスを行う場合、以下の点に注意してください。
- COBOLプログラムのセキュリティについて
- PowerFXで動作するCOBOLプログラムは、運用時はMeFt/Webからの呼出しで実行されます。システム構築時はAdministrator権限を持つ利用者がサーバ上での構築作業を行ってください。
- COBOLプログラムは実行履歴を出力し、外部からの不正なアクセスがないかを調査してください。
- 不正アクセスなどによってユーザのデータが破壊された場合に備え、データの復旧を容易にするために、トランザクション処理を行うことを推奨します。また、トランザクションの状態を実行履歴に出力して、プログラムの実行状態を把握できるようにすることを推奨します。
- インターネット/イントラネット上の配置について
- PowerFXは、Firewallでインターネット(外部ネットワーク)からのアクセスが遮断されたイントラネット内(内部ネットワーク)のサーバに構築してください。インターネット(外部ネットワーク)に直接接続するサーバには構築しないでください。
- セキュリティ管理体制について
- 一般のWebシステムと同様に、セキュリティ担当のシステム管理者が、サーバのセキュリティ管理を行ってください。
- 第三者がサーバを直接操作できない運用環境を構築してください。
NetCOBOLのセキュリティについては、"NetCOBOL for Windows 使用手引書"を参照してください。
MeFt/Webのセキュリティについては、"MeFt/Web 説明書"を参照してください。
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