Interstage Application Server SOAPサービス ユーザーズガイド
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第3章 環境構築

3.2 サーバシステムの環境構築

 以下にサーバシステム(Webサービス・コンテナおよびサーバアプリケーション)の環境構築について示します。

■Webサービス・コンテナの配備

  1. Interstage管理コンソールから[システム]>[ワークユニット]>[新規作成]タブを選択して、IJServerワークユニッを作成します。(例;ワークユニット名:MyIJServer)
  2. [状態]タブを選択して表示されたワークユニット名一覧から1.で作成したIJServerワークユニットを選択します。
  3. [配備]タブを選択します。
  4. “配備ファイル”にWebサービス・コンテナのWAR(Web application ARchive files)ファイル(soap.warもしくはsoap_dev.war)を指定して“配備”ボタンを押下します。
    “配備ファイル”に指定したWARファイ("/" + WARファイルのプレフィックス)がWebアプリケーション名になります。

 上記操作で、IJServerワークユニット"MyIJServer"上にWebアプリケーション名"/soap"のWebサービス・コンテナ実行環境が構築されます。

 以下のディレクトリ下にWebサービス・コンテナのWARファイルがあります。

 
%IS_HOME%\F3FMsoap\war
 
/opt/FJSVsoap/war

ファイル名

内容

soap.war

運用環境で使用するWebサービス・コンテナの環境を構築する場合に使用します。
Webサービス・コンテナは、Webサービス情報をIJServerワークユニット起動時に1度だけ読み込みます。

soap_dev.war

開発環境で使用するWebサービス・コンテナの環境を構築する場合に使用します。
Webサービス・コンテナは、クライアントアプリケーションからのリクエストごとにWebサービス情報の更新確認(登録/変更/削除)を行い、更新されていた場合はWebサービス情報を読み込みます。

■サーバアプリケーションの環境構築

  1. Interstage管理コンソールから[システム]>[ワークユニット]>[MyIJServer](IJServerワークユニット名) >[環境設定]タブ >[ワークユニット設定]で表示される“クラスパス”に、サーバアプリケーション、ユーザー定義型のクラスファイルを配置したパス名もしくはJARファイル名を指定します。
  2. Webサービス情報を登録します。
  3. Webサービス・コンテナを配備したIJServerワークユニットを再起動します。
 
 サーバアプリケーションは事前にサーバシステムに、何らかの手段(FTP等)で配置しておく必要があります。

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