Apcoordinator ユーザーズガイド

30.1 プロジェクトの作成

プロジェクトの新規作成は、以下の手順で行います。

1) プロジェクトを作成する。

ApworksのApdesignerを起動し、メニューバーから[ファイル] > [新規] > [プロジェクト]を選択します。

 

プロジェクト種別に[SOAPプロジェクト(Apcoordinator)]を選択します。



プロジェクト名を入力します。
ここでは、プロジェクト名を"MyService"とします。格納フォルダはデフォルトを使用します。



次にプロジェクトをビルドするための情報を入力します。

必要なクラスパスはここで設定してください。ここではデフォルトのままとします。



ウィザードを選択します。SOAPサーバアプリケーションのウィザードは1つのみですので、このまま終了ボタンを押下してください。

2) ウィザード情報の入力

次に、SOAPプロジェクトに必要な各ファイルの情報を入力していきます。
まず、SOAPライブラリとサービスクラスに関する情報を入力します。

 

・SOAPライブラリ種別

使用するSOAPライブラリを選択してください。

・サービスクラス名

Webサービスとして公開するサービスクラスのクラス名を入力してください。

・パッケージ名

サービスクラスのパッケージ名を入力してください。

次に、SOAPサーバアプリケーションを登録するためのディプロイ情報ファイルと、サービスのインタフェースを公開するためのWSDLファイルに関する情報を入力します。

・ディプロイ情報ファイル

ディプロイ情報ファイルを作成する場合はチェックボックスをチェック状態にし、ファイル名を入力してください。

・WSDLファイル

WSDLファイルを作成する場合は、チェックボックスをチェック状態にし、WSDLファイル名を入力してください。
このとき、入出力XMLデータのスキーマが決まっている場合は、スキーマのファイル名を入力してください。
スキーマが入力されていない場合は、入出力XMLデータはanyType 型としてWSDLを生成します。
また、スキーマを指定する場合の注意事項はスキーマを指定する場合の注意事項を参照してください。

• GUIによるWebサービス情報の登録を行う場合は、ディプロイ情報ファイルを作成する必要はありません。
• ディプロイ情報ファイル、およびWSDLファイルはプロジェクト作成後に生成することも可能です。
  生成方法はWebサービス情報ファイルの作成を参照してください。

次に、SOAPサーバアプリケーションのための各種ファイルの情報を入力します。

・ファクトリクラス

アプリケーションクラス、セションクラスのいずれかを作成する場合に必要です。

・アプリケーションクラス

アプリケーションスコープでインスタンスが保持されるクラスです。

・セションクラス

セションスコープでインスタンスが保持されるクラスです。

以上でSOAPサーバアプリケーションのプロジェクトが作成されました。作成されたプロジェクトは下図のようになります。