Apcoordinator ユーザーズガイド
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第3部 Webアプリケーションの開発> 第22章 Apworksを使ったWebアプリケーションの開発> 22.1 Apdesignerの場合

22.1.1 Apdesignerが提供する機能

Apworksでは、Webcoordinatorアプリケーションを効率的に開発するウィザード機能を提供しています。 実際の使用例はチュートリアルを参照してください。

■Webアプリケーション(Apcoordinator)プロジェクト作成

ApdesignerでApcoordinatorのWebアプリケーションプロジェクトを定義することで、Apworks上で構築・デバッグが可能になります。 ApcoordinatorのWebアプリケーションプロジェクトウィザードでは以下の機能を提供します。各クラスの詳細は「Webcoordinatorのセション管理」を参照してください。
・ファクトリクラス、アプリケーションクラス、セションクラスの自動作成
・エラーページの自動作成
・ujiall.tldの複写、web.xmlの作成
この操作をすることで、以下が可能になります。
・構築
・デバッグ
・クラス情報の参照
注意
タグライブラリファイルujiall.tldはデバッグのためにプロジェクト内に配置しますが、更新しないでください。

■データBean作成

データBean作成ウィザードでは、データBeanのプロパティ名と型を入力することで、データBeanを作成することができます。
データbean作成ウィザード

■入出力ページの作成

入出力ページ作成ウィザードでは、以下の機能を持っています。
・データBeanのプロパティに対応する項目を画面に生成します。
・ページマップを更新して、ページを追加します。

■ビジネスクラスの作成

ビジネスクラス作成ウィザードでは、以下の機能を持っています。
・Apcoordinatorインタフェースを持つメソッドを自動生成します。
・コマンドマップを更新して、メソッドを追加します。

■コマンドスクリプティングの作成

コマンドスクリプティングは、ビジネスクラス作成ウィザードで作成できます。 指定された入力データとコマンドに応じて、entryタグを自動生成します。

■テンプレート

データベース連携機能を使用する場合、SQL文の入力を支援するテンプレートが利用できます。

■構築

構築によって、JSPのスクリプトレット記述やタグの記述についてもエラーチェックができます。
注意
JavaScript記述は構築によるエラーチェックはできません。

■関係定義チェック

アプリケーションの構築時にページマップ、コマンドマップに記述したクラスの存在確認をします。ページマップ、コマンドマップを手作業で編集した場合に有効です。

■デバッグ

Apworksではデバッグ機能を提供しています。 Webcoordinatorアプリケーションでは、ビジネスクラスのメソッドに中断点を設定することで、ロジック部分に注目したデバッグが可能です。 Apworksでは、3通りのデバッグ方法を提供しています。
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