Apcoordinator ユーザーズガイド
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第2部 Apcoordinatorコアの機能> 第4章 APIを使ったプログラミング> 4.6 リソースファイル

4.6.1 リソースファイルの作成

以下は、リソースファイルの記述例です。

<?xml version="1.0" encoding="iso-2022-jp"?>
<ujiResource
    xmlns="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiResource"
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiResource
                        http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiresource.xsd">
  <config>
    <version>5.1</version>
  </config>
  <text id="target">XXビル会議室</text>
  <text id="RESVOK">{0}件予約しました。</text>
  <text id="RESVPT">{0}件中{1}件を予約しました。内容を確認してください。</text>

  <array id="prior">
    <elem>192.168.96</elem>
    <elem>192.168.97</elem>
  </array>

  <map id="rooms">
    <elem key="room101">101会議室</elem>
    <elem key="room102">102会議室</elem>
  </map>
</ujiResource>

リソースファイルには以下のデータを定義します。

キー付き文字列配列は配列の要素それぞれにキーを付けたデータです。コンボボックスに選択肢を設定する場合などに使用します。

リソースファイルの記述形式は以下のとおりです。


<?xml version="1.0" encoding="iso-2022-jp"?>
<ujiResource
    xmlns="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiResource"
    xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiResource
                        http://interstage.fujitsu.com/schemas/uji/ujiresource.xsd">
  <config>
    <version>5.1</version>
  </config>
  
  <!-- ここに文字列を定義するタグ (text, array, mapタグ) を任意の順番で記述します。-->

</ujiResource>

versionタグのコンテントにはリソースファイルの文法バージョンを記述します。 指定可能なバージョンは5.1です。

文字列は以下のタグで定義します。いずれの場合もタグのidアトリビュートでIDを指定します。IDは、JavaプログラムやUJIタグで文字列を参照する際に使用します。IDはリソースファイルの中で一意になるようにしてください。

・textタグ
単一文字列を定義します。textタグのコンテントに文字列を記述します。

<text id="target">XXビル会議室</text>

・arrayタグ
文字列配列を定義します。arrayタグのコンテントには、elemタグを記述し、elemタグのコンテントに配列の要素となる文字列を記述します。

<array id="priorIPs">
  <elem>192.168.96</elem>
  <elem>192.168.97</elem>
</array>

・mapタグ
キー付き文字列配列を定義します。mapタグのコンテントには、elemタグを記述し、elemタグのコンテントに配列の要素となる文字列を記述します。 elemタグのkeyアトリビュートにキーを記述します。

<map id="rooms">
  <elem key="room101">101会議室</elem>
  <elem key="room102">102会議室</elem>
</map>

定義する文字列に<, >, ", & を含めたい場合は、それぞれ &lt;, &gt;, &quot;, &amp; に置き換えて記述してください。例えば、単一文字列「R&Dセンタ」を定義する場合は、以下のように記述します。


<text id="office12">R&amp;Dセンタ</text>

リソースファイル名は、デフォルトでは ujiresource.xml です。これは、初期化パラメタuji.resourceで変更できます。初期化パラメタについては、 初期化パラメタを参照してください。

リソースファイルはロケールごとに作成することもできます。この場合、リソースファイル名は ujiresource_[ロケール].xml となります。 ここで、ロケールは以下のいずれかの形式で表現されます。

言語コードと国コードはjava.util.Localeクラスで使用されるものと同じです。 例えば、ロケールja_JPに対応するリソースファイルは、ujiresource_ja_JP.xmlとなります。

リソースファイルは設定ファイルフォルダに配置します。 標準の設定ファイルフォルダは以下のとおりです。

アプリケーション種別 設定ファイルフォルダ
Webアプリケーション
携帯端末対応アプリケーション
電子フォームアプリケーション
/WEB-INF
EJBセションBean セションBeanクラス名から次のように決まります。
/[パッケージ階層]/[クラス名]_inf
ここで、[パッケージ階層]はセションBeanクラスのパッケージに沿ったフォルダ階層、[クラス名]はセションBeanクラスのクラス名です。
SOAPサーバアプリケーション /SOAP-INF

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