Apcoordinator ユーザーズガイド
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第2部 Apcoordinatorコアの機能> 第3章 Apcoordinatorアプリケーションの主な構成要素

3.3 セションクラス

セションクラスはセション単位で管理されるデータを保持するためのクラスです。一つのセションに対して、セションクラスのインスタンスが一つ作成され、セションが終了するまで同じインスタンスが使用されます。com.fujitsu.uji.SessionProfileのサブクラスがセションクラスとして使用されます。

アプリケーション独自の情報をセションクラスに格納したい場合は、ユーザ定義のセションクラスを次のように作成してください。

・Webアプリケーションの場合
com.fujitsu.uji.http.HttpSessionProfileクラスを継承します。高度なセション管理を行う場合はcom.fujitsu.uji.http.HttpControlStateProfileを継承します。Webアプリケーションの高度なセション管理については高度なセション管理を参照してください。
・EJBセションBeanの場合
com.fujitsu.uji.ejb.bean.EJBSessionProfileクラスを継承します。
・SOAPサーバアプリケーションの場合
com.fujitsu.uji.soap.service.SOAPSessionProfileクラスを継承します。

ユーザ定義のセションクラスを作成した場合、ファクトリクラスを作成して、ユーザ定義のセションクラスが使用されるようにしてください。この方法についてはファクトリクラスを参照してください。

ユーザ定義のセションクラスを作成しない場合、以下のクラスがセションクラスとして使用されます。

アプリケーション種別 使用されるセションクラス
Webアプリケーション com.fujitsu.uji.http.HttpSessionProfile
EJBセションBean com.fujitsu.uji.ejb.bean.EJBSessionProfile
SOAPサーバアプリケーション com.fujitsu.uji.soap.service.SOAPSessionProfile

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