Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド |
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付録C マルチシステムでのメンテナンス(資源のバックアップ) | > C.3 マルチシステムでの移出・移入手順 |
マルチシステムにおけるCORBAサービス資源の移出・移入の手順について、デフォルトシステムと拡張システムの違いを説明します。
拡張システムでの運用については、デフォルトシステムと基本的な操作手順に違いはありませんが、移出コマンド(odbackupsys)・移入コマンド(odrestoresys)を実行する際には、以下の方法で拡張システム名を指定する必要があります。
なお、両方が指定されている場合には、コマンドの-Mオプションで指定したシステム名が有効になります。
また、上記の方法で拡張システム名を指定した場合、移出・移入が行われるCORBAサービスの資源ファイルは、以下のディレクトリ配下のファイルが対象となります。
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FSUNod/etc |
以下に移出・移入手順の例を示します。
デフォルトシステムの移出、および拡張システム(system1)へ移入を行う場合(移出資源格納パス:/backup)
odbackupsysコマンドを実行して、CORBAサービス資源ファイルを移出します。
odbackupsys /backup |
odrestoresysコマンドを実行して、CORBAサービス資源ファイルを移入します。
odrestoresys -M system1 -h hostname -p 8003 /backup |
移出・移入手順の詳細については、“Interstage運用ガイド”の“他サーバへの資源移行”を参照してください。
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