Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
付録C マルチシステムでのメンテナンス(資源のバックアップ) | > C.3 マルチシステムでの移出・移入手順 |
マルチシステムにおけるコンポーネントトランザクションサービス資源の移出・移入の手順について、デフォルトシステムと拡張システムの違いを説明します。
拡張システムに対して、基本的な操作手順に違いはありませんが、移出コマンド(tdbackupsys)・移入コマンド(tdrestoresys)を実行する際には、以下の方法で拡張システム名を指定する必要があります。
移出コマンド(tdbackupsys)/移入コマンド(tdrestoresys)の-Mオプションで拡張システム名を指定します。
環境変数“IS_SYSTEM”で拡張システム名を指定します。
なお、両方が指定されている場合には、1)の方法が有効になります。
また、上記の方法で拡張システム名を指定した場合、移出・移入が行われるコンポーネントトランザクションサービスの資源ファイルは、以下のファイルが対象となります。
コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境定義 |
以下に移出・移入手順の例を示します。
移出資源格納パスが/backupで、拡張システム(system1)の移出を行い、拡張システム(system2)へ移入を行う場合
tdbackupsysコマンドを実行して、コンポーネントトランザクションサービス資源ファイルを移出します。
tdbackupsys -M system1 /backup |
tdrestoresysコマンドを実行して、コンポーネントトランザクションサービス資源ファイルを移入します。
tdrestoresys -M system2 /backup |
移出・移入手順の詳細については、“Interstage運用ガイド”の“他サーバへの資源移行”を参照してください。
目次
索引
![]() ![]() |