Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
|
目次
索引
|
A.26 jssvstart
名前
jssvstart − V5.1以前のServletサービスの起動
形式
jssvstart [-M system]
機能説明
jssvstartコマンドは、V5.1以前のServletサービスを起動します。
最初にコンテナ監視プロセスを起動します。起動されたコンテナ監視プロセスは、JServlet環境定義ファイルに定義しているサーブレット・コンテナを起動します。
以下に、jssvstartコマンドのオプションと引数を説明します。
-M system
本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。
メッセージ
コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。
メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。
エラーの場合、詳細なログ情報が以下のログファイルに出力されます。
V5.1以前のServletサービスの起動に失敗した場合や、サーブレット・コンテナが起動できなかった場合は、“トラブルシューティング集”を参照し、対処してください。
- C:\Interstage\F3FMjs2\log\jswatch.log
- /var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log
/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2/var/log/jswatch.log 拡張システムの場合
- /var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log
注意事項
- 本コマンドは、管理者権限でだけ実行可能です。
- jssvstartコマンドの実行前に、JServlet環境定義ファイルを準備してください。
- jssvstartコマンドは、Java VMにサーブレット・コンテナの起動を依頼し、結果を待たずに復帰します。jscontdispコマンドで、サーブレット・コンテナの起動結果を確認してください。
- V5.1以前のServletサービス運用コマンドを同時に複数動作させることはできません。
- JServlet環境定義ファイルで、[containername].startup に false を指定したサーブレット・コンテナは、V5.1以前のServletサービスを起動しても起動されません。起動する場合は、jscontstartコマンドを実行します。
使用例
jssvstart
F3FMjs2: INFO: 2001: Servlet service is starting.
F3FMjs2: INFO: 2006: examples1 has been started.
F3FMjs2: INFO: 2006: examples2 has been started.
F3FMjs2: INFO: 2002: Servlet service has been started. |
jssvstart
FJSVjs2: INFO: 2001: Servlet service is starting.
FJSVjs2: INFO: 2006: examples1 has been started.
FJSVjs2: INFO: 2006: examples2 has been started.
FJSVjs2: INFO: 2002: Servlet service has been started. |
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005