Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

A.27 jssvstop

名前

　jssvstop　−　V5.1以前のServletサービスの停止

形式

　jssvstop [-M system]

機能説明

　jssvstopコマンドは、V5.1以前のServletサービスを停止します。
　本コマンドは、JServlet環境定義ファイルに定義しているサーブレット・コンテナ、コンテナ監視プロセスを停止します。

　以下に、jssvstopコマンドのオプションと引数を説明します。

-M system

　本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
　　−　Interstage Application Server Enterprise Edition
　拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
　本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
　本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。

メッセージ

　コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。
　メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。
　エラーの場合、詳細なログ情報が以下のログファイルに出力されます。
　V5.1以前のServletサービスの停止に失敗した場合は、“トラブルシューティング集”を参照し、対処してください。

　C:\Interstage\F3FMjs2\log\jswatch.log

　/var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log
　/var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2/var/log/jswatch.log　　拡張システムの場合

　/var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log

注意事項

• 本コマンドは、管理者権限でだけ実行可能です。
• V5.1以前のServletサービス運用コマンドを同時に複数動作させることはできません。
• 以下の場合、jssvstopコマンドによるV5.1以前のServletサービスの停止はできません。
  • Interstage Application Server Enterprise Edition　または
    Interstage Application Server Standard Edition　または
    Interstage Application Server Plus　かつ
  • Interstage動作環境定義でV5.1以前のServletサービスを使用する(“Servlet=yes”)を設定し、かつ
  • 稼働状態監視モード(“IS Monitor Mode=mode1”)を設定している場合

  また、この場合、サービスから「Interstage JServlet」を停止しないでください。Interstageが停止することがあります。Interstage動作環境定義については、“Interstage運用ガイド”を参照してください。

使用例

jssvstop
F3FMjs2: INFO: 2007: Servlet service is stopping.
F3FMjs2: INFO: 2012: examples1 has been stopped.
F3FMjs2: INFO: 2012: examples2 has been stopped.
F3FMjs2: INFO: 2008: Servlet service has been stopped.

jssvstop
FJSVjs2: INFO: 2007: Servlet service is stopping.
FJSVjs2: INFO: 2012: examples1 has been stopped.
FJSVjs2: INFO: 2012: examples2 has been stopped.
FJSVjs2: INFO: 2008: Servlet service has been stopped.