Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録A 旧バージョン互換コマンド

A.21 jschkenv

名前

 jschkenv − 環境定義ファイルの診断

形式

 jschkenv [-W WebApplicationID] [-IPP | -IIS | -IPLANET | -APACHE] [-M System] File1 [File2 File3 *]

機能説明

 jschkenvコマンドは、JServlet環境定義ファイル、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルで共通した、サーブレット・コンテナのIPアドレスとポート番号、Webアプリケーション識別子の定義が正しく設定されているかを診断します。
 File*には、サーブレット・ゲートウェイの環境定義ファイルのパス名を指定します。Webサーバを複数起動してV5.1以前のServletサービスを運用する場合には、Webサーバ上で動作するサーブレット・ゲートウェイの環境定義ファイルをすべて指定してください。パス名は最大で32個まで指定できます。

 -IPP、-IIS、-IPLANET、-APACHEを省略した場合は、WebサーバがInfoProvider Proの場合のサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルとして診断します。
 -IPP、-IIS、-IPLANET、-APACHEの指定は必要ありません。WebサーバがInterstage HTTP Serverの場合のサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルとして診断します。


 以下に、jschkenvコマンドのオプションと引数を説明します。

-W WebApplicationID

 指定したWebアプリケーション識別子の環境定義診断を行います。
 -Wを省略した場合はサーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイル内のすべてのWebアプリケーション識別子について環境定義診断を行います。

-IPP

 WebサーバがInfoProvider Proの場合に指定します。

-IIS

 WebサーバがInternet Information Serverの場合に指定します。

-IPLANET

 WebサーバがSun ONE Web Server(iPlanet Web Server)の場合に指定します。

-APACHE

 WebサーバがInterstage HTTP Serverの場合に指定します。

-M system

 本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
  − Interstage Application Server Enterprise Edition
 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
 本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。

注意事項

使用例

jschkenv -IPP C:\Interstage\F3FMjs2\conf\jsgw.conf

jschkenv -IPP /etc/opt/FJSVjs2/jsgw.conf
jschkenv -IPP -M DEVELOP /var/opt/FJSVisas/system/DEVELOP/FJSVjs2/etc/jsgw.conf

jschkenv /etc/opt/FJSVjs2/jsgw_apapi.conf


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