Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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付録A 旧バージョン互換コマンド

A.22 jscontdisp

名前

 jscontdisp − サーブレット・コンテナの状態表示

形式

 jscontdisp [-M system]

機能説明

 jscontdispコマンドは、JServlet環境定義ファイルに定義しているサーブレット・コンテナの状態を表示します。
 以下に、jscontdispコマンドが表示する情報を説明します。1つのサーブレット・コンテナの情報は1行で表示します。

タイトル

説明

PID

サーブレット・コンテナのプロセスIDです。サーブレット・コンテナが停止している場合は'-'(ハイフン)が表示されます。

STATUS

サーブレット・コンテナの状態です。以下のいずれかを表示します。

  • ACTIVE
     サーブレット・コンテナは起動しています。
  • STOPPED
     サーブレット・コンテナは停止しています。
  • STOPPING
     サーブレット・コンテナは停止処理中です。

Container Name

サーブレット・コンテナの名前です。


 以下に、jscontdispコマンドのオプションと引数を説明します。

-M system

 本オプションは、以下の製品でだけ指定可能です。
  − Interstage Application Server Enterprise Edition
 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名を指定します。
 本オプションを省略した場合、または“default”を指定した場合は、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションを指定せずに、環境変数“IS_SYSTEM”でシステム名を指定することにより、操作を行うことができます。本オプションと環境変数が同時に指定された場合は、本オプションが有効となります。

メッセージ

 コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。
 メッセージの内容については、“メッセージ集”を参照してください。
 エラーの場合、詳細なログ情報が以下のログファイルに出力されます。
 サーブレット・コンテナの状態表示に失敗した場合や、jssvstartコマンドで起動したサーブレット・コンテナが起動されていない場合は、“トラブルシューティング集”を参照し、対処してください。

 C:\Interstage\F3FMjs2\log\jswatch.log
 /var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log
 /var/opt/FJSVisas/system/システム名/FJSVjs2/var/log/jswatch.log  拡張システムの場合
 /var/opt/FJSVjs2/log/jswatch.log

注意事項

使用例

 jscontdisp
 PID STATUS Container Name
 ------ -------- --------------------------------
  363 ACTIVE examples1
  --- STOPPED examples2


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