Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
|
目次
索引
|
A.19 issetcompatiblepath
名前
issetcompatiblepath − 旧バージョンのファイル構成復元
形式
issetcompatiblepath [-f]
機能説明
issetcompatiblepathコマンドは、Interstage Application Server V7.0L10以降で<Interstageのインストールパス>\bin配下に格納されたコマンドおよびdllファイルをInterstage Application Server V6.0L10以前での格納先にコピーし、コピー先のパスを環境変数PATHに追加します。
Interstage Application Server V6.0L10までの格納先のパスを意識して作成されたバッチファイルなどの資産をお持ちの場合、バッチファイルなどを修正せずに動作させたい場合などに使用します。
以下に、issetcompatiblepathコマンドの引数を説明します。
-f
確認メッセージを出力しないで処理を実行します。
注意事項
- 本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。
- 本コマンドを実行すると、以下のメッセージが出力され、実行してよいか確認します。
問題ないことを確認して"Y"を実行してください。
issetcompatiblepath command is starting...
Are you sure?
- 本コマンドを多重に実行することはできません。
- 上書きインストールにより、インストール機能を追加した場合、再度コマンドを実行してください。
- 本コマンドはInterstageのインストール直後、またはコンポーネントの追加直後に、Interstsageの運用形態を構成する全てのサービスを停止してから実行してください。
Intgerstageのサービスについては、インストールガイドを参照してください。
- 本コマンドはシステムの環境変数PATHにパスを追加します。コマンド実行前にシステムの環境変数PATHのバックアップを採取しておいてください。
- 本コマンドでは1023バイト以内の範囲でシステム環境変数PATHにパスを追加し、1023バイト以内の範囲に入りきらないパスは設定されません。不要なパスが設定されている場合は、削除してください。また、システム環境変数PATHの値の中で他の変数が使用されている場合、変数を展開した長さが1023バイトを超えることがあるので注意してください。その場合も環境変数PATHに設定された不要なパスを削除してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005