Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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付録A 旧バージョン互換コマンド |
isdeployb - J2EE Deploymentコマンド
【サーバ機能の場合】
isdeployb -b DCDファイル [-d ディレクトリ] [-replace] [-auto] [-log] [-M システム名] -e SERVER|NONSERVER
isdeployb jarファイル [-d ディレクトリ] [-replace] [-auto] [-log] [-M システム名] -e SERVER -s IJServer名
isdeployb jarファイル [-d ディレクトリ] [-replace] [-auto] [-log] [-M システム名] -e NONSERVER
【クライアント機能の場合】
isdeployb -b DCDファイル [-d ディレクトリ] [-replace] [-auto] [-log] [-M システム名] -e SERVER|NONSERVER
isdeployb jarファイル [-d ディレクトリ] [-replace] [-auto] [-log] [-M システム名] -e SERVER|NONSERVER
バッチ形式でDeploymentを実行するコマンドです。
本コマンドを使用すると、EJB Deploymentツール/J2EE Deploymentツールでの配備操作情報を記録した配備履歴ファイルを入力とした配備を行うことができます。本コマンドの実行状況は標準出力に出力されます。
また、この配備履歴ファイルをDCD(Deployment Command Descriptor)と呼びます。
以下に、isdeploybコマンドのオプションおよび引数を説明します。
配備対象となるjarファイルを指定します。
DCDファイルを指定してdeploymentコマンドを実行します。
サーバ用ファイルの格納先ディレクトリ名を指定します。
本オプションが省略された場合は、EJBアプリケーション名がディレクトリ名となります。
ディレクトリ名には以下の文字を利用することはできません。
'\'、'/'、':'、','、';'、'*'、'?'、 '"'、'<' 、'>'、'|'、タブ
サーバでは、J2EE共通ディレクトリのEJBサーバ配布物格納ディレクトリ配下に本オプションで指定されたディレクトリが作成されます。
クライアントでは、EJBサーバ配布物格納ディレクトリ(J2EE Deploymentツール環境設定ファイルのキー「ui.ejb.default.server-folder」で設定されているディレクトリ)配下に本オプションで指定されたディレクトリが作成されます。
「ui.ejb.default.server-folder」の省略値は以下となります。
配備対象のアプリケーションがすでに配備されていても上書きされます。
本オプションが省略された場合は、配備対象のアプリケーションがすでに配備されている時には処理が中断されます。
配備対象となるEJBアプリケーションの更新状況を参照して、処理対象となるファイルを自動判定して配備します。
実行状況をファイルに出力します。
本オプションが指定された場合、実行状況が標準出力およびファイル両方に出力されます。
ログファイル名は、<タイムスタンプ>.logで以下のディレクトリ配下に出力されます。
マルチシステムの場合に、配備処理の対象とするInterstageシステム名を指定します。本オプションが省略された場合は、デフォルトシステムが対象となります。
また、本コマンドを実行する前に環境変数“IS_SYSTEM”にシステム名を設定した場合は、本オプションを指定しなくても環境変数で設定されたシステムが配備処理の対象になります。本オプションと環境変数の両方が指定された場合は、本オプションが有効となります。
動作モードを指定します。
基本的にこのオプションは必須ですが、J2EE Deploymentツール環境設定ファイルの動作モード(ui.deploy.execMode)が以下の設定の場合には省略することも可能です。
なお、J2EE Deploymentツール環境設定ファイルで動作モードを指定されていても、コマンドのオプションで動作モードを指定した場合は、コマンドのオプションが優先されます。
アプリケーション配備先のIJServer名を指定します。
0 = 正常終了
上記以外 = エラーが発生し処理を中断
isdeployb -replace sample.jar -e SERVER -s MyServer |
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