Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）

19.4 ippsetstartup

名前

　ippsetstartup　−　InfoProvider Proの自動起動設定

形式

(1)自動起動する環境定義ファイルの登録
　ippsetstartup -a config_file

(2)自動起動する環境定義ファイルの削除
　ippsetstartup -d config_file

(3)自動起動に登録されている環境定義ファイルの一覧表示
　ippsetstartup -p

機能説明

　ippsetstartupコマンドは、InfoProvider Proの自動起動を設定します。
　本コマンドは、指定したInfoProvider Pro環境定義ファイルの自動起動登録・削除を行います。また、自動起動に登録されている環境定義ファイルの一覧表示を行います。

　以下に、ippsetstartupコマンドのオプションと引数を説明します。

-a config_file

　自動起動の登録をする環境定義ファイル名だけを指定します。環境定義ファイルは、以下のディレクトリに格納します。
　C:\Interstage\F3FMwww\Conf

-d config_file

　自動起動から削除する環境定義ファイル名だけを指定します。環境定義ファイルは、以下のディレクトリに格納します。
　C:\Interstage\F3FMwww\Conf

-p

　自動起動に登録している環境定義ファイルの一覧を表示します。

注意事項

• 本コマンドは、管理者権限でだけ実行可能です。
• ippsetstartupコマンドでは、同じポート番号が設定されているかチェックしていません。同じポート番号を設定している環境定義ファイルを登録しないようにしてください。
• ippsetstartupコマンドにより登録または削除した設定は、次回OS起動またはサービス起動時に有効となります。

使用例

　C:\Interstage\F3FMwww\Conf 配下のF3FMwww.datファイルを指定して登録する場合は、以下のように指定します。

C:\Interstage\F3FMwww\Program\ippsetstartup -a F3FMwww.dat