Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第10章 イベントサービス運用コマンド

10.4 esmonitor

名前

 esmonitor − イベントサービスの状態を表示

形式

(1) すべてのイベントチャネルの動作状況の表示
 esmonitor [-M system]

(2) 静的生成したイベントチャネルの動作状況の表示
 esmonitor [ -g group [-c channel] ] [-num] [-M system]

(3) 動的生成したイベントチャネルの動作状況の表示
 esmonitor [ -f [-c channel]|[-id channelID] ] [-M system]

(4) ユニットの状態の表示
 esmonitor [-unit] [-M system]

機能説明

 イベントチャネルの動作状況を標準出力に表示します。引数を省略した場合は、動作中のすべてのイベントチャネルの動作状況を表示します。
 また、-unitオプションを指定した場合は、ユニットの状態を標準出力に表示します。
 表示内容の詳細は、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Enterprise EditionおよびStandard Editionで提供)の“イベント通信のモニタリング”を参照してください。
 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-g group

 静的生成したイベントチャネルの状態を表示する場合に、groupにグループ名を指定します。

-f

 動的生成したイベントチャネルの状態を表示する場合に指定します。

-c channel

 表示するイベントチャネル名をchannelに指定します。

-id channelID

 動的生成したノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネルの状態を表示する場合に、識別IDを指定します。

-num

 監視蓄積データ数(しきい値)、監視再開蓄積データ数、および自動閉塞解除値を、最大蓄積データ数と各比率から求めた数値で表示する場合に指定します。

-unit

 ユニットの状態を表示する場合に指定します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 動作中のすべてのイベントチャネルの状態を表示します。

esmonitor

 静的生成したイベントチャネルのグループ“group01”の状態を表示します。

esmonitor -g group01

 動的生成したイベントサービスのイベントチャネル“channel02”の状態を表示します。

esmonitor -f -c channel02

 動的生成したノーティフィケーションサービス/JMSのイベントチャネル識別ID“1”の状態を表示します。

esmonitor -f -id 1

 ユニットの状態を表示します。

esmonitor -unit


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