Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第2部 OLTPシステム運用編 | > 第10章 イベントサービス運用コマンド |
esmonitorchnl − イベントチャネルの接続情報を表示
esmonitorchnl [-l size ] [-M system]
イベントチャネルに接続されているコンシューマおよびサプライヤのIPアドレス(IP address)、ホスト名(HOST)、接続時刻(Date)およびプロキシ種別(Kind)を表示します。
表示したい情報は、コマンド起動後に対話形式で指定します。
接続情報を表示させた状態で、異常終了した接続情報を回収することもできます。
指定できるオプションとパラメタを以下に示します。
コンシューマおよびサプライヤ情報の、表示行数を指定します。
省略した場合、表示行数は20で表示します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
本オプションは、以下の製品で指定可能です。
− Interstage Application Server Enterprise Edition
[接続情報を表示するまでの操作]
グループ名が“EVENT1”、イベントチャネル名が“CHNL1”で静的生成されたイベントチャネルに接続しているコンシューマの接続情報を表示する場合の例(環境変数LANGにCが設定されている場合)を以下に示します。なお、Linuxシステムでは、環境変数LANGに日本語を設定している場合でも、英語で出力されます。
[イベントチャネルの接続情報の表示例]
group name : EVENT1 channel name : CHNL1 count/all count : 3/3 ----------------------------------------------------------------------- No. IP address[HOST] Date Kind ----------------------------------------------------------------------- 0001 10.34.169.155[event] Wed Jun 21 13:49:45 2000 PullSupplier 0002 10.34.169.156[fujitsu] Wed Jun 21 13:29:25 2000 PullSupplier 0003 10.34.169.156[fujitsu] (2) Wed Jun 21 13:19:15 2000 PullSupplier > |
IPv6環境で運用している場合は、IPv4クライアントのIPアドレスはIPv4射影アドレスとして出力されます。たとえば、“No 0001”の場合は、“::ffff:10.34.169.155”と出力されます。
IPv6環境で運用する設定については、“チューニングガイド”の“Interstageのチューニング”−“IPv6環境での運用について”、および“CORBAサービスの動作環境ファイル”−“config”(IP-versionパラメタ)を参照してください。
[接続情報表示後の操作]
イベントチャネルの接続情報が表示後の状態では、接続情報の回収、次接続情報の表示、接続情報の再表示およびコマンドの終了を行うことができます。
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