Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第10章 イベントサービス運用コマンド

10.6 essecmode

名前

 essecmode − イベントサービスのセキュリティ強化

形式


 essecmode { -l level | -d } [-M system]

機能説明

 イベントサービス運用コマンドのセキュリティ強化を行います。
 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-l level

 イベントサービス運用コマンドにおけるセキュリティレベルを指定します。指定可能なセキュリティレベルlevelは、以下のとおりです。

指定値

意味

level1(初期値)

従来の権限でイベントサービス運用コマンドを使用します。

level2

管理者権限でイベントサービス運用コマンドを使用します(セキュリティ強化のため)。

-d

 現在のセキュリティレベルを標準出力に表示します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 セキュリティ強化のため、イベントサービス運用コマンドを管理者権限でのみ実行可能とします。

essecmode -l level2


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