Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)
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第5章 拡張CGIアプリケーションの作成方法> 5.2 拡張CGIアプリケーションの作成方法

5.2.5 URLの記述方法

 拡張CGIのホームページおよび拡張CGIアプリケーションが返却するHTML文書の中に記述するURLの記述方法を以下に示します。
 拡張CGIアプリケーションが固有のコマンドを受け取りたい場合、相対パスでコマンドを指定します。
 コマンドと同時にパラメタを渡したい場合は、コマンドのうしろに"?"を付加し、パラメタを指定します。パラメタを複数指定する場合は、パラメタとパラメタの間に"+"を指定します。指定されたパラメタは、インタフェースファイルの"argv"として拡張CGIアプリケーションに通知します。

 以下に例を示します。

 例:locationヘッダで返されたディレクトリ配下の、format.htmlを返却したいとき

 <A HREF="format.html">フォーマット画面</A>

 例:ゲートウェイアプリケーションが、コマンド「search」を受け取りたいとき

 <FORM METHOD="POST" ACTION="search">
  検索文字列:<INPUT NAME="word"><p>
  <INPUT TYPE="submit" VALUE="検索開始"><p>
  <INPUT TYPE="reset"><p>
 </FORM>

 例:「search」にパラメタを2つ指定するとき

 ACTION="search?param1+param2"


 上記の指定をしたとき、locationヘッダで返されたディレクトリ配下にコマンド名(この場合、「search」)と同名のファイルを存在させないよう注意してください。
 拡張CGIは、最初に基底となるディレクトリ配下にコマンド名と同じファイルが存在するかチェックします。存在した場合は、そのファイルの内容をWebブラウザに返却します。存在しない場合は、拡張CGIアプリケーションにコマンド名として通知します。
 ログアウトのコマンド名が「logout」の場合に、ログアウト処理は次のように指定します。

 <FORM METHOD="POST" ACTION="logout">
  <INPUT TYPE="submit" VALUE="ログアウト"><p>
 </FORM>


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