Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)
|
目次
索引
|
2.7 その他の機能
Interstage HTTP Serverでは、これまでに説明した機能以外に、以下のような機能を設定できます。
クライアントの同時接続数
Interstage HTTP Serverが、クライアント(Webブラウザ)からのリクエストを同時に受け付けることができる最大数を設定できます。設定方法については、“クライアントの同時接続数の設定”を参照してください。
なお、本設定により、同時にアクセスできる数は増加しますが、メモリ資源や一時ファイルなどの消費に伴いシステム全体の性能が劣化する可能性があります。
リダイレクト
WebブラウザからInterstage HTTP Server上の使用不可となったページにアクセスした場合などに、指定したページがアクセス不可であることを明示的に示し、古いURLを新しいURLへ置き換えることができます。設定方法については、“リダイレクトの設定”を参照してください。
ディレクトリリストの設定
デフォルトページとして設定された(DirectoryIndexディレクティブで指定された)ファイルがInterstage HTTP Server上に存在しない場合、ディレクトリリスト(ディレクトリの内容一覧)を自動的に生成して表示できます。設定方法については、“ディレクトリリストの設定”を参照してください。
デフォルトMIMEタイプの設定
Interstage HTTP Server上の拡張子のないファイルおよび拡張子が認識できないファイルに対するMIMEタイプを設定できます。設定方法については、“デフォルトMIMEタイプの設定”を参照してください。
MIMEタイプ定義
Interstage HTTP Server上の任意のMIMEタイプを、指定した拡張子に結びつけることができます。設定方法については、“MIMEタイプ定義”を参照してください。
デフォルトHTMLファイルの設定
ファイルを省略した場合のデフォルトHTMLファイルとして、“index.html”以外のファイルを設定できます。設定方法については、“デフォルトHTMLファイルの設定”を参照してください。
セション管理機能
Interstage HTTP Serverでは、Webブラウザなどのクライアントとの間で持続的な接続を行い、その接続時間およびリクエスト数を設定できます。設定方法については、“セション管理機能の設定”を参照してください。
プロキシの実装
Interstage HTTP Serverをプロキシサーバとして設定できます。設定方法については、“プロキシの実装”を参照してください。
サーバステータスの監視
Interstage HTTP Serverに対してどの程度アクセスされているか、どの程度情報が転送されたかという詳細な運転状況をリアルタイムで表示して、確認できます。設定方法については、“サーバステータスの監視”を参照してください。
クッキーログの設定
Interstage HTTP Serverでは、クッキーの設定とCustomLogディレクティブの機能を使用したクッキー用のログを作成することにより、アクセスしたユーザを追跡できます。設定方法については、“クッキーログの設定”を参照してください。
サーバルートの設定
Interstage HTTP Serverのルートディレクトリパスを設定することにより、各種の設定ファイルのパスを設定したディレクトリを基準とした相対パスで指定できます。設定方法については、“サーバルートの設定”を参照してください。
通信プロセス数の設定(Solaris(TM) Operating Environment/Linux)
Solaris OEシステム/Linuxシステムでは、起動時および待機状態のプロセス数を設定できます。設定方法については、“通信プロセス数の設定”を参照してください。
通信プロセスに対する権限の設定(Solaris(TM) Operating Environment/Linux)
Solaris OEシステム/Linuxシステムでは、通信プロセスにおいてユーザ/グループ単位などでアクセス制限を設定できます。設定方法については、“通信プロセスに対する権限の設定”を参照してください。
言語ベースのコンテンツネゴシエーション
Multiviews機能を有効にして、ファイル名拡張子を指定した言語に結びつけることができます。設定方法については、“言語ベースのコンテンツネゴシエーション”を参照してください。
メッセージのカスタマイズ
Interstage HTTP Serverでは、クライアントのIPアドレス/ホスト名、データ転送量、およびユーザ個人情報などのアクセスに関する情報を指定したフォーマットでログファイルに記録できます。なお、アクセスが多いサイトにおいて、多くの情報を記録すると、ディスク容量が不足する可能性がありますので、注意してください。設定方法については、“メッセージのカスタマイズ”を参照してください。
All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2005