Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド (Interstage HTTP Server編)
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第3章 環境設定> 3.2 環境定義ファイル

3.2.15 プロキシの実装

 プロキシ機能は、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)において、以下に示すディレクティブを使用して設定します。


 以下のような設定でプロキシサーバを実装する場合
  キャッシュファイルを格納するディレクトリ“C:\Interstage\F3FMihs\proxy”
  キャッシュの領域サイズ“5キロバイト”
  HTTPドキュメントの有効期限“24時間”

# モジュールのロード
LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
# モジュールを追加
AddModule mod_proxy.c
# 条件判断指示子
<IfModule mod_proxy.c>
    # プロキシ機能
    ProxyRequests On
    # ドキュメントキャッシュのルート
    CacheRoot "C:/Interstage/F3FMihs/proxy "
    # キャッシュのディスクスペース
    CacheSize 5
    # ドキュメントの有効期限
    CacheMaxExpire 24
</IfModule>


 以下のような設定でプロキシサーバを実装する場合
  キャッシュファイルを格納するディレクトリ“/opt/FJSVihs/proxy”
  キャッシュの領域サイズ“5キロバイト”
  HTTPドキュメントの有効期限“24時間”

# モジュールのロード
LoadModule proxy_module libexec/libproxy.so
# モジュールを追加
AddModule mod_proxy.c
# 条件判断指示子
<IfModule mod_proxy.c>
    # プロキシ機能
    ProxyRequests On
    # ドキュメントキャッシュのルート
    CacheRoot "/opt/FJSVihs/proxy"
    # キャッシュのディスクスペース
    CacheSize 5
    # ドキュメントの有効期限
    CacheMaxExpire 24
</IfModule>


 キャッシュファイルを格納するディレクトリには、Userディレクティブで設定したユーザ、およびGroupディレクティブで設定したグループの権限を設定する必要があります。

関連ディレクティブ

AddModule
CacheMaxExpire
CacheRoot
CacheSize
<IfModule>
LoadModule
ProxyRequests


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