Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (コンポーネントトランザクションサービス編)
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付録F サンプルプログラム(Web連携編)> F.2 Webブラウザとサーバアプリケーションの連携

F.2.2 各ファイルのカストマイズ

 本サンプルを実行するためには、インストール環境に合わせてカストマイズが必要です。以下に、各ファイルのカストマイズ方法を示します。以下のファイル以外は、変更の必要はありません。

(1)セション確立用HTMLファイル

 Webサーバの環境定義ファイルの"acstop"に設定したディレクトリに複写する必要があります。


  > copy $CURRENT\sample1.html $ACSTOP\


  %cp $CURRENT/sample1.html $ACSTOP/

(2)Webサーバの環境定義ファイル

 Webサーバを実行するサーバの環境に依存して以下の項目を変更する必要があります。なお、このファイルは、Webサーバ(InfoProvider Pro)のインストールディレクトリのConfフォルダに複写する必要があります。
 installdir:Webサーバをインストールしたデイレクトリで$IPPOPTを置き換えてください。
 hostname: Webサーバを実行するサーバのホスト名を設定してください。
 acstop:公開するHTMLファイルを格納する任意のディレクトリ名を設定してください。
 errlog:環境に合わせて任意のファイル名を設定してください。
 content-type:Webサーバのインストールディレクトリで、$IPPOPTを置き換えてください。
 gai-gw:拡張CGI環境定義ファイルのファイル名を設定してください。

(3)Webサーバの拡張CGI環境定義ファイル

 Webサーバを実行するサーバの環境に依存して以下の項目を変更する必要があります。


 gw-acstop: C:\INTERSTAGE\tdで、$OPTを置き換えてください。
 excmd:HTML編集サービスのインストールフォルダで、$IOOPTを置き換えてください。
 logout: C:\INTERSTAGE\tdで、$OPTを置き換えてください。


 gw-acstop:/opt/FSUNtdで、$OPTを置き換えてください。
 excmd:HTML編集サービスのインストールディレクトリで、$IOOPTを置き換えてください。
 logout: /opt/FSUNtdで、$OPTを置き換えてください。

(4)WebGatewayの環境設定

 WebGateway環境設定で以下の設定を行ってください。

 オペレーション定義のモジュール名:“TDSAMPLE1”を指定してください。
 オペレーション定義のインタフェース名:“INTF”を指定してください。
 オペレーション定義のオペレーション名:“FUNC”を指定してください。
 処理名:“TDSAMPLE1”を指定してください。また、“復帰値でHTMLを指定する”をチェックしてください。

 テンプレートHTMLに、以下の順にHTMLを登録します。

   $CURRENT\sample3.html
   $CURRENT\10000.html
   $CURRENT\10001.html
   $CURRENT\10002.html
   $CURRENT\10003.html
   $CURRENT\10004.html
 

(5)HTML編集サービス環境定義ファイル

 サーバの環境に依存して以下の項目を変更する必要があります。
 acstop:コンポーネントトランザクションサービスのインストールディレクトリで、$OPTを置き換えてください。
 acslog:アクセスログを採取する任意のファイル名を設定してください。
 errlog:エラーログを採取する任意のファイル名を設定してください。


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