Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (イベントサービス編) |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 機能 | > 1.3 基礎知識 | > 1.3.2 メッセージングモデル |
MultiCastモデルとPoint-To-Pointモデルの概要についての相違点を以下に説明します。
|
MultiCastモデル |
Point-To-Pointモデル |
適用する非同期通信形態 |
1対多 |
1対1 |
運用性 |
イベントデータの破棄を防止するため、コンシューマを事前に接続し、オブジェクトリファレンスを不揮発媒体に保存する必要あり。 |
コンシューマの接続処理に関わらず、常にイベントデータの受信可能。 |
コンシューマ増減によるアプリケーションへの影響 |
影響なし。 |
影響あり。 |
システム処理性能 |
コンシューマは1多重のため、性能向上なし。 |
コンシューマの多重度の増加により性能向上あり。 |
Point-To-Pointモデルで複数のコンシューマが受信待ちになった場合は、あるコンシューマに以下のタイムアウトエラーが通知されることがあります。その場合、再度受信待ちになるようにしてください。トランザクション運用を行っている場合は、いったんロールバックしてから、再度トランザクションを開始してください。
タイムアウトの種類 |
例外 |
マイナーコード |
pullのイベントデータ待ちタイムアウト |
COMM_FAILURE |
0x464a01c1 |
CORBAサービスのタイムアウト |
COMM_FAILURE |
0x464a0101 |
ローカルトランザクションタイムアウト |
COMM_FAILURE |
0x464a01c5 |
グローバルトランザクションタイムアウト |
COMM_FAILURE |
0x464a01c9 |
目次
索引
![]() ![]() |