MessageQueueDirector説明書 |
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第2部 拡張機能編 | > 第10章 ACM連携サービス | > 10.2 機能 |
異なる文字コードを使用するサーバと連携する場合は、アプリケーションで文字コードの違いを考慮する必要があります。表10.4に各サーバで使用される文字コードを示します。
サーバ名 |
文字コード |
---|---|
グローバルサーバ |
EBCDICおよびJEF |
UNIXサーバ |
ASCIIおよびEUC |
Windowsサーバ |
ASCIIおよびシフトJIS |
ここでは、文字コードを相手サーバのアプリケーションに合わせる場合の文字コード変換の方法について説明します。
メッセージがすべて文字列の場合は、MQDの文字コード変換機能を使用することができます。MQDの文字コード変換により変換可能な文字コードの組合せを表10.5に示します。MQDの文字コード変換の定義方法については、表10.9および表10.10を参照してください。
なお、MQDでは利用する標準コード変換の機能範囲でEUC(U90またはS90)およびSJIS(R90,DOSまたはMS)に対して任意のコード系に対応できます。コード系は、環境に合わせて標準コード変換の変換仕様変更プログラムまたは環境変数で切替えて運用してください。詳しい設定方法は標準コード変換のマニュアルを参照願います。
自サーバの文字コード |
相手サーバの文字コード |
---|---|
ASCII、およびシフトJIS |
EBCDIC、およびJEF(英小文字使用) |
EBCDIC、およびJEF(半角カナ使用) |
|
ASCII、およびEUC |
メッセージに数値がある場合、アプリケーションで文字コード変換を行ってください。文字コードは、ADJUSTの関数“iconv”を使用することにより変換することができます。
自サーバの文字コード |
相手サーバの文字コード |
---|---|
ASCII、およびEUC |
EBCDIC、およびJEF(英小文字使用) |
EBCDIC、およびJEF(半角カナ使用) |
|
ASCII、およびシフトJIS |
メッセージに数値がある場合、アプリケーションで文字コード変換を行ってください。文字コードは、標準日本語コード変換の関数“iconv”を使用することにより変換することができます。
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