MessageQueueDirector説明書 |
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第2部 拡張機能編 | > 第10章 ACM連携サービス | > 10.2 機能 |
MQDは、システムの各種異常事態からメッセージの欠落や重複通知を防止するためメッセージ保証機能を装備しています。
メッセージ送受信中の主な異常事象を以下に説明します。
なお、メモリ型のメッセージキューを使用した通信を行う場合は、通信パス異常時のみメッセージ保証を行うことができます。
システムダウンとは、自サーバまたは相手サーバのシステムダウンと、MQD、AIM、IDCMまたはMQD MQゲートウェイの異常終了を意味します。
サーバ間でメッセージ交換中に、システムダウンが発生した場合、相手サーバにメッセージが到達したかどうか判断できません。そこで、システム再起動後、ACM連携サービスは、メッセージの送達確認(相手サーバが受信したかどうかの確認)を行い、受信していないメッセージを再送することでメッセージを保証します。
サーバ間でメッセージ交換中の通信異常(LDコネクション切断、DPCF通信パスの解放、通信機器異常など)を、通信パス異常と呼びます。通信パス異常が発生した場合、ACM連携サービスは、メッセージの送達確認(相手サーバが受信したかどうかの確認)を行い、受信していないメッセージを再送することでメッセージを保証します。
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